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フルセットでアルゼンチンに勝利、龍神NIPPONは1勝1敗 ベスビオカップ2017

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ナポリ(イタリア)で開催されている「ベスビオカップ2017」が5月29日(月)、大会最終日を迎えました。全日本男子チーム・龍神NIPPONはジュリオ・ベラスコ監督率いるアルゼンチンと対戦し、セットカウント3-2のフルセット(25-23、25-20、22-25、16-25、15-12)で勝利しました。

2戦目の対戦相手はアルゼンチン。不動の司令塔であるルチアノ・デセッコ選手やエースのファクンド・コンテ選手といった主力選手は今大会に参加していませんが、龍神NIPPONとしては2008年北京オリンピック最終予選以降9試合勝利のない相手で、苦戦が予想されました。

第1セット、アルゼンチンに3-8とリードを許しますが、山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)のクイックを契機に得点を積み重ねると、11-11の同点に。その後、拮抗した展開から柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)のパイプ攻撃などが決まり、25-23で第1セットを先取します。続く第2セットも立ち上がりにリードを許す展開から山田脩造選手(豊田合成トレフェルサ)、李博選手(東レアローズ)の得点で逆転すると、25-20で連取。第3セットは全日本デビューの藤井直伸選手(東レアローズ)を先発させ、立ち上がりから日本リードで試合を進めますが、20点以降の局面でアルゼンチンのブロックに攻撃を阻まれると、サーブで崩され22-25でセットを失います。第4セットは序盤にアルゼンチンに走られ、柳田選手のスパイクなどで追い上げるも16-25で落とします。最終第5セット、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)のクイックや大竹壱青選手(中央大学4年)、山田選手のスパイクで11-6とリードすると、終盤は柳田選手が要所でスパイクを決めて15-12。フルセットの末に勝利を勝ち取りました。

イタリアでの2試合を終えた龍神NIPPON。いよいよ今週末から開幕する「FIVBワールドリーグ2017」の初戦の地・スロバキアに入ります。予選ラウンド第1週スロバキア大会では、現地時間6月2日(金)にスロバキア、3日(土)にポルトガル、4日(日)にオーストラリアと対戦します。

スロバキア大会の翌週6月9日(金)からは、いよいよ今シーズン最初ホームゲームが高崎アリーナ(群馬県)にて開催されます。高崎大会のチケットはローソンチケット、チケットぴあ、e+(イープラス)の各種プレイガイドにて好評発売中です。ぜひ新生・龍神NIPPONに会場でたくさんのご声援をお願いします!

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◆試合結果

イタリア×アルゼンチン セットカウント3-1(25-20、24-26、25-18、25-23)

日本×イタリア セットカウント1-3(17-25、25-11、15-25、22-25)

日本×アルゼンチン セットカウント3-2(25-23、25-20、22-25、16-25、15-12)

◆最終順位

1位: イタリア(2勝0敗)

2位: 日本(1勝1敗)

3位: アルゼンチン(0勝2敗)

◆ライブストリーミング

5月28日(日) 日本×イタリア

イタリア連盟youtube

5月29日(月) 日本×アルゼンチン

現地バレーボール協会公式Facebook

Photo:Enzo Pinelli(courtesy Fipav Campania – Sottorete Campania)

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