龍神NIPPON、ポルトガルにフルセットで競り負ける FIVBワールドリーグ2017
男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」に全日本男子チーム・龍神NIPPONが出場しています。グループ2に入る龍神NIPPONは6月3日(土)、予選ラウンド2戦目をポルトガルと戦い、セットカウント2-3(21-25、25-19、25-21、24-26、9-15)で敗戦。大会初白星は4日(日)以降に持ち越しとなりました。
第1セット、リズムを掴めずに11-18と引き離されると、2枚替えで投入されたキャプテン・深津英臣選手(パナソニックパンサーズ)のサービスエースや大竹壱青選手(中央大学4年)のスパイクで18-21と点差を縮めますが、21-25でポルトガルに逃げ切られます。続く第2セットはスタートから起用された大竹選手の得点などで優位に試合を進め、25-19で取り返します。第3セットは12-16と中盤までリードを許したものの、終盤に19-19と並ぶと柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)の強烈なサーブでポルトガルを崩し、25-21で2セット連取に成功します。第4セット、22-23とポルトガルのリードの場面で、柳田選手の一打と李博選手(東レアローズ)のサービスエースで逆転しマッチポイントを掴みますが、デュースに持ち込まれると連続でサービスエースを決められ、24-26でフルセットに。第5セットは出だしから攻撃がシャットアウトされ1-4とポルトガルに走られます。日本は大竹選手のスパイクなどで追い上げたものの、9-15とおよばず。大会2敗目を喫しました。
◆フィリップ・ブラン監督代行
「昨日(2日・スロバキア戦)よりはいい内容だった。4セット目が勝負の鍵だった」
◆大竹壱青選手
「出たからにはチームの勝ちにつながるプレーをしていかないといけない。4セット目も決めなければならないところでミスをしてしまった」
◆李博選手
「昨日の試合よりは集中していた。この経験を明日に生かしていきたい」
ポプラートでは日本とポルトガルの試合に続いて地元・スロバキアとオーストラリアの試合が行われ、スロバキアがオーストラリアにセットカウント3-1(25-22、25-20、30-28、25-22)で勝利し、2勝目を挙げています。
龍神NIPPONは日本時間4日(日)22:00より、オーストラリアと予選ラウンド3戦目を戦います。
◆国際バレーボール連盟(FIVB) ライブストリーミング
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写真提供:FIVB