群馬・高崎でワールドリーグ初開催! 高崎大会前日記者会見を開催
男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」グループ2の予選ラウンド第2週高崎大会の記者会見が6月8日(木)、試合会場である高崎アリーナ(群馬県)のインタビュールームにて行われました。
群馬県で初開催となるワールドリーグ。高崎大会には日本のほかトルコ、スロベニア、韓国の3チームが出場します。記者会見にはこの高崎大会からチームの指揮を執る全日本男子チーム・龍神NIPPONの中垣内祐一監督を筆頭に、全4チームの監督が出席。明日からの3連戦に向けて意気込みを述べました。
◆中垣内祐一 全日本男子監督
「われわれのチームは5月11日からスタートして、準備という意味ではまだ不十分です。若い選手が多いので、この大会のこういった高いレベルのなかで、チームをつくっていきたいと考えています。けが人も数人いますし、万全のコンディションとは言いがたいですが、わたしたちが目指す方向性や選手の意気込みを、高崎や日本のみなさんに見てもらって、是非、応援していただきたいです。若い選手もどんどんチャレンジしていく姿勢を、忘れないでいきたいです」
◆スロボダン・コバチ スロベニア監督
「みなさんこんにちは。チームの状態はたいへんよいです。この大会は強豪揃いですので、ベストを尽くすことを目標としております」
◆キム,ホチョル韓国監督
「韓国から近い日本に試合に来られてうれしいのですが、なかなかハードなコンディションでした。このようなすばらしい環境の中でプレーができてありがたいです。主力選手を5人連れてくることができず、この大会はわれわれより強いチームが多いのですが、とにかくベストを尽くしたいと考えています」
◆ヨシュコ・ミレンコスキ トルコ監督
「他の監督もおっしゃってましたが、日本でプレーできることを楽しみしてまいりました。ワールドリーグ第1週は地元アンカラで試合することができ、中国、エジプト、オランダを相手に、3連勝で終えることができました。高崎大会もよいパフォーマンスを続けていけるものと思っています。高崎大会では、特に日本との対戦を楽しみにしています。わたしは今回トルコチームに就いて1年目で、あまりアジアのチームと対戦したことがありません。普段はヨーロッパとの対戦が多いので、韓国との対戦も楽しみです。アンカラのラウンドではけが人が多く、今回も若い選手にチャンスを与えながら結果も出したいと思っています。最終ラウンドのオーストラリアでもいい結果を出したいですが、あくまでも目標は秋のヨーロッパ選手権です。そのころまでにはけが人が回復しているはずですので、夏はたくさん練習したいと考えています」
また記者会見に先立ち、龍神NIPPONが高崎アリーナのマッチコートでの公式練習を報道向けに公開しました。
◆柳田将洋選手
「スロバキア大会では悔しいところで点を取られたりセットを落としたりしたので、日本のラウンド(高崎大会)でしっかり修正して勝ちにいけるようにしたいですし、僕もその中で個人的に結果を出せればいいなと思います。(前週の試合の中で足を痛めた影響は)今はほとんどなくて、スタッフにケアをしてもらっているのでかなりいい状況でここまでこれています」
◆石川祐希選手
「ワールドリーグが始まって1勝2敗ですが、スロバキアでは最後(オーストラリアに)しっかり勝ち切ることができたので、そのいい流れで日本ラウンド(高崎大会)に臨めると思います。コンディションもよくなって徐々に上げることができているので、今は問題ないです。試合をすればするほどチームはよくなってきていると思うので、高崎ラウンドを通して、その次の中国ラウンドでも徐々に成長していきたいと思います」
◆大竹壱青選手
「(日本での国際大会が)初めてでどんな雰囲気になるか分からないというのもあり、緊張はしています。(オポジットは)決めるところで決めなければいけないプレイヤーですし、どんなトスが上がってきても簡単にミスをするのではなく、考えたプレーでブロックを利用したりパワーで飛ばしたりということを自分でもできるようにしたいです。高いところから強いスパイクを打つのが理想のイメージです」
高崎大会は3日間とも第1試合開始1時間前の14:30開場です。ローソンチケットでは各日第2試合試合開始までチケットの販売を行います。ぜひ会場にお越しいただき、龍神NIPPONにたくさんのご声援をお願いします!
◆チケット購入
ローソンチケットにてお求めください。当日券は、3日間とも14:00より高崎アリーナの南側2階入場口にて販売を行います。
◆テレビ放送
BS-TBSにて日本戦3試合が生中継されます。詳しくはこちら(BS-TBSウェブサイト)をご確認ください。