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豊田合成トレフェルサ、モルディブ代表に快勝 2017アジアクラブ男子選手権大会

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「2017アジアクラブ男子選手権大会」が6月29日(木)、ベトナムで大会2日目を行いました。日本から出場している豊田合成トレフェルサ(以下、豊田合成)は、モルディブのモルディビアンスポーツ&レクリエーションクラブと1次リーグ戦2試合目を戦い、セットカウント3-0(25-14、25-8、25-14)のストレートで快勝しました。

第1セット、豊田合成はオポジットに入った椿山竜介選手にボールを集め得点を重ねます。対するモルディブもセッターのハッサン・ヴィサム選手のトス回しからサイド攻撃を仕掛けますが、要所で山近哲選手と岡本秀明選手のブロックを決めると、終始リードを保ち25-14でセットを取ります。第2セット、黒澤雄介選手と傳田亮太選手のサーブが効果的に決まると、立て続けに連続得点を奪って試合を支配。25-8で2セットを連取します。第3セット、立ち上がりはモルディブにリードを許しますが、山近選手のブロックとアタックで一気に逆転。さらに椿山選手がサービスエース、傳田選手がブロックを決めて、25-14で勝利を収めました。

◆トミー・ティリカイネン監督

「昨日の会場とは異なり、初めて使用する会場だったので(適応するのが)難しかったと思う。その中で、選手たちはとてもよくやってくれたと思う。とにかく1勝できたのでいい日になった。今日は前日とメンバーを入替えたが、チームは誰が出場しても自信を持ってプレーできる状態にあると思っている。明日の北京汽車戦に向けては十分な準備をしてきたが、もう1度相手チームについて研究したい」

◆山近哲選手

「久しぶりのスタメンだったが、コンディションもよくいいプレーができた。今日のナムディンの会場は初めてプレーする体育館だったので、ウォームアップから積極的にボールに触って、会場に適応することを心がけた。相手はサイドを中心に攻撃を仕掛けてきていたので、そこを狙っていた。いいブロックができてよかった。明日の北京汽車は、また強い相手だと思うので全力で戦っていきたい」

この日行われた1次リーグ戦D組のその他の試合では、中国の北京汽車がタイのエアフォースVCにセットカウント3-2(25-18、25-21、23-25、16-25、15-12)で勝利しました。D組は豊田合成と北京汽車が2勝目を挙げ、1次リーグ戦最終戦を待たずに順位決定予備戦(1-8位)進出が決まりました。

◆1次リーグ戦 D組順位表(6月29日時点)

1位: 豊田合成トレフェルサ(2勝0敗、勝点6)

2位: 北京汽車[中国](2勝0敗、勝点5)

3位: エアフォースVC[タイ](0勝2敗、勝点1)

4位: モルディビアンスポーツ&レクリエーションクラブ[モルディブ](0勝2敗、勝点0)

豊田合成は日本時間30日(金)22:00より、中国の北京汽車と1次リーグ戦D組1位通過を懸けて対戦します。

写真提供:Vリーグ機構

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