トルコに勝利も、2次リーグ戦H組3位でセミファイナルラウンド(13-16位)へ 第19回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)
「第19回世界ジュニア男子選手権大会(U-21)」が現地時間6月29日(木)、チェコのブルノとチェスケー・ブジェヨヴィツェで大会6日目を迎えました。全日本ジュニア男子チームはこの日、ヨーロッパ代表のトルコと2次リーグ戦H組3戦目を戦い、セットカウント3-1(25-21、25-22、23-25、25-20)で勝利しました。
第1セット、トルコのサーブに手を焼き6-8とリードを許すと、ミスが重なり7-11と点差を広げられます。日本はセッターを金子聖輝選手(JTサンダーズ)から牧山祐介選手(中央大学2年)に代え反撃を開始すると、佐藤駿一郎選手(東北高校2年)のブロックや小山貴稀選手(大阪産業大学2年)のサービスエースなどで12-11と逆転。終盤は仲本賢優選手(日本体育大学2年)、新井雄大選手(東海大学1年)のスパイクで得点を重ね、25-21で第1セットを取ります。スタートから牧山選手を起用した第2セットは、序盤から8-4とリードを奪うと仲本選手の活躍で16-13。終盤、1度はトルコに逆転を許しますが、リベロ・河野亜蘭選手(愛知学院大学1年)の好守から仲本選手が決めると、最後は佐藤選手のサーブが相手のミスを誘い、25-22で2セット連取に成功します。第3セットを23-25で落とし迎えた第4セット、牧山選手のサービスエースなどで10-5とリードを奪うと、小山選手、佐藤選手のクイックなどで16-13とします。途中出場の堀江友裕選手(早稲田大学2年)の安定した守備で20-17とし終盤に突入すると、新井選手らが得点を重ね、25-20で第4セットを奪取しました。
29日(木)に行われた2次リーグ戦H組のこのほかの試合では、ウクライナがモロッコにセットカウント3-0(25-21、25-22、25-23)で勝利しました。
◆2次リーグ戦 最終順位
○1-8位
【E組】
1位: ポーランド(3勝0敗)
2位: キューバ(2勝1敗)
3位: イラン(1勝2敗)
4位: 中国(0勝3敗)
【F組】
1位: ロシア(3勝0敗)
2位: ブラジル(2勝1敗)
3位: カナダ(1勝2敗)
4位: アルゼンチン(0勝3敗)
○9-16位
【G組】
1位: イタリア(3勝0敗)
2位: エジプト(2勝1敗)
3位: アメリカ(1勝2敗)
4位: チェコ(0勝3敗)
【H組】
1位: トルコ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750、得点率=1.061)
2位: ウクライナ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750、得点率=1.049)
3位: 日本(2勝1敗、勝点6、セット率=1.400)
4位: モロッコ(0勝3敗)
6月30日(金)は休息日となり、セミファイナルラウンドは7月1日(土)に行われます。全日本ジュニア男子チームは、日本時間1日(土)22:00より、地元・チェコと対戦します。
写真提供:FIVB