日本代表

2017年12月度 大学女子有望選手強化合宿を実施

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大学女子有望選手を対象とした強化合宿が2017年12月25日(月)から28日(木)まで、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行われました。

大学1年から3年までの選手26名が参加した本合宿。この合宿に招集された選手たちは、2018年に開催される「第6回アジアカップ」(AVCカップ)、「2018東アジア地区女子選手権大会」に出場する可能性があるほか、2019年に開催される「アジアU-23選手権」、「世界U-23選手権」、「ユニバーシアード競技大会」で、中心選手として活躍することを期待されています。

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合宿後半となった12月27日(水)の午後は、ウォーミングアップと対人パスを行ったあと、ウィングスパイカーはブロックマシーンを用いたスパイク練習、ミドルブロッカーはブロック練習と、ポジションごとに分かれた練習を行いました。最後に行われた6対6形式の練習では、フリーボールから攻撃の組み立てを意識したメニューをこなしました。練習の合間の小休憩を利用して、選手同士が互いに気が付いたことを共有しあう様子が印象的でした。

◆安保澄 全日本U-23女子チーム監督

「合宿の目的は2つあります。ひとつめは2020東京オリンピックと2024年パリオリンピックに向けた強化。ふたつめは2018年、2019年に行われる国際大会に向けた強化です。「戦術の構築」、「体力強化」、「セルフコンディショニングの実践の習慣づけ」、この3つを柱として取り組んでいます。

また、この合宿で選手には、よかったこと、悪かったことを含めて『気づき』を共有させるため、頻繁にグループで振り返りをするよう促しています。自分たちの現状をきちんと把握し、論理的思考を持って次のアクションプランを立て、そのプランを実行すること。これらのプロセスは、コートの中で起こっている問題を自己解決するために選手たちが身につけなければならないことです。自己解決能力を携えて国際大会のコートに立ってもらいたい。大会まで長い期間を費やして、それを習慣化する取り組みを行っています」