国際大会

女子は4位、男子は11位で大会を終える 世界U19選手権大会

女子大会は8月1日(火)よりオシエク(クロアチア)、セゲド(ハンガリー)にて、男子大会は8月2日(水)よりサン・フアン(アルゼンチン)にて開幕した「世界U19選手権大会」が8月11日(金)に最終日を迎えました。U19女子日本代表チームは3位決定戦でフルセットの末惜しくもイタリアに敗れ4位、U19男子日本代表チームは11-12決定戦でメキシコにストレートで勝利し11位で大会を終えました。

女子3位決定戦・イタリア戦は序盤からアタッカーの打ち合いでサイドアウトの応酬に。笠井季璃選手がジャンプサーブで連続ポイントを取り、そこから流れを掴んだ日本が25-19で第1セットを奪います。第2セットは日本の攻撃がイタリアの高いブロックに捕まりはじめます。そのブロックやパワフルなアタックで勢いに乗ったイタリアが第2セットを14-25で奪い返します。続く第3・第4セットは日本とイタリアが1セットずつ取り、勝負は最終第5セットへ。第5セットが出だしからイタリアの猛攻に日本も秋本美空選手のスパイクなどで対抗し、緊迫した試合展開となります。12-14でイタリアにマッチポイントを握られるも、日本も笠井選手のスパイクなどで粘りをみせデュースに持ち込みます。しかし、最後はイタリアのアタックに押し切られ14-16で第5セットを落とし、日本は本大会4位で終了しました。なお、西川凜選手は本大会のベストリベロ賞を受賞しました。

女子試合結果

男子11-12位決定戦はメキシコとの一戦。序盤こそもたついたものの、日本がサーブで崩してブロックからのカウンターなどで試合を優位に進めていきます。危なげない試合運びで第1セットを先取すると、第2セットでは髙田龍義選手をスタートで起用します。その髙田選手がクイックにサービスエースにと活躍を見せ日本がリードします。相手のミスにも助けられ、第2セットを日本が取ると、第3セットでは葭原逢太選手、𠮷原柊治選手がサーブで崩して松井陽輝選手、山下彪選手がブロックで仕留めるなど日本が試合の主導権を握り、ストレートで勝利。11位で大会を終えました。リベロの塩塚修世選手がベストディガーを受賞、チームは11位で大会を終えました。

男子試合結果

U19日本代表チームにご声援をお送りくださりありがとうございました。今後の活躍が期待される選手たちに引き続きご注目ください。

写真提供:FIVB