VNL大阪大会第2戦 全日本男子はポーランドにストレートで敗戦
バレーボールネーションズリーグ男子大阪大会を戦う龍神NIPPON・全日本男子バレーボールチームは9日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)でポーランドと対戦。セットカウント0-3(16-25、21-25、20-25)で敗戦し、予選ラウンド通算成績を3勝5敗としました。
日本はこの日、柳田将洋選手に代えて浅野博亮選手をスタメンで起用しました。対戦国ポーランドリーグでの経験を持つ古賀太一郎選手とともに、サーブレシーブをはじめとしたディフェンス面で期待がかかりましたが、第1セットはスタートからポーランドの高さを前になかなかリズムを作れません。逆に日本はサーブで攻めきれず、スパイクでもミスしてしまい流れを引き寄せられないままセットを落としました。
続く第2セットはまず、西田有志選手が思い切りのよいスパイクで先取点を奪います。しかし5連続ポイントを許し、またしても追う展開となりました。山内晶大選手のクイックや福澤達哉選手のバックアタックで追い上げ、西田選手のブロックで16-16と一時は追いつきましたが、粘りも届かず、このセットも失いました。
第2セット終盤からコートに入って活躍した高橋健太郎選手が第3セットはスタートから登場しました。一進一退の攻防が続きましたが、相手の多彩なサーブに加えて高いブロックにも苦しめられ、徐々に点差を広げられます。高橋選手や西田選手、福澤選手らが最後まで果敢に攻めましたが、詰め切れずにストレートで敗戦しました。
「やろうとしていることに間違いはないし、やってきたことが正しいということはチームとして分かっているが、もう少し経験、学ぶ時間が必要な状態」と中垣内監督。チーム最多、16得点の西田選手は「チーム内では声も出てしっかりコミュニケーションが取れていたが、さらに自分から発信していけるようにしたい」と、前を向きました。
明日、6月10日(日)は大阪大会最終戦。14:30からイタリアと対戦します。チケット情報はこちらをご参照ください。当日券は自由席のみ9:00から会場で販売します。龍神NIPPONへの熱いご声援をよろしくお願いします。