失セット0で日本が完全優勝 アジアジュニア女子選手権大会(U-19)
ベトナムのバクニンで行われていた第19回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)は17日(日)、ファイナルラウンドを行い、日本は決勝戦で中国にストレート(25-20、25-14、25-20)で勝利。大会を通して1セットも落とすことなく完全優勝を飾りました。
日本はクオーターファイナルラウンド以降、イラン戦、チャイニーズタイペイ戦とすべてストレートで勝ち上がりました。ところが決勝で、今大会2度目の対戦となった中国を相手に、1セット目は4-9と大きくリードされます。それでも粘り強さを見せた日本は、吉田あゆみ選手のジャンプサーブを軸に態勢を立て直して逆転、リズムに乗ってこの試合もストレートで中国を押し切りました。2016年の前回大会、そして2014年の前々回大会でも、日本は決勝戦で中国に敗れていました。今回は、その借りを返す会心の勝利だったと言えるでしょう。
チームは来年、イタリアで開催される予定の世界ジュニア女子選手権大会(詳細は未定)への出場権も獲得しています。全日本ジュニア女子チームに一層のご注目をよろしくお願いします。
【1次リーグ戦以降の日本の試合結果】
・6月15日(金)クオーターファイナルラウンド
日本3(25-16、25-22、25-13)0 イラン
・6月16日(土)セミファイナルラウンド
日本3(25-10、25-14、25-19)0 チャイニーズタイペイ
・6月17日(日)ファイナルラウンド(決勝戦)
日本3(25-20、25-14、25-20)0 中国
【日本関係分の個人賞】
ベストアウトサイドスパイカー:吉田あゆみ選手
ベストセッター:園田風音選手
ベストリベロ:大工園彩夏選手
MVP:園田風音選手
大会の結果詳細についてはこちらをご参照ください。引き続き、全日本ジュニア女子チームへのご声援をよろしくお願いします。
写真提供:AVC