国際大会
セルビアに勝利 全日本女子は世界選手権第3次ラウンド進出に王手
2018女子世界選手権第2次ラウンドは休息日を挟み10月10日(水)、名古屋と大阪で第3戦が行われました。全日本女子バレーボールチーム・火の鳥NIPPONは日本ガイシホール(名古屋市)で、E組ここまで全勝で失セットも0のセルビアと対戦し、セットカウント3-1(15-25、25-23、25-23、25-23)で勝利しました。
第1セット、日本はリズムをつかめないままセルビアの高さに圧倒されて落としました。しかし「2セット目からサーブで攻めていくことができ、粘り強いバレーができた」と奥村麻依選手が振り返るように、長身の相手に対しても持ち味を生かした試合運びでセットを取り返します。途中、何度も連続失点で苦しみましたが、そのたびに井上琴絵選手のレシーブや長岡望悠選手の攻撃で盛り返し、接戦を制して第3次ラウンド進出へ大きく前進しました。
この日は、長岡選手と古賀紗理那選手がそろって、チームトップの19得点をあげました。中田久美監督は「最後まで集中力を切らさず、頑張ってくれた。これからに繋がると思う。明日も全力で戦う」とコメント。次は第2次ラウンド最終第4戦、10月11日(木)19時20分からブラジルと対戦します。このブラジル戦で1セットでも獲得すれば、破れても日本は第3次ラウンド進出が決まります。もちろん目指すは勝利のみ。どうぞ引き続きご注目ください。
■10月10日(水)終了時点の第2次ラウンドE組 上位4チームの順位表(3チームが第3次ラウンド進出)
順位 | 国名 | 勝敗 | 勝点 | セット率 | 得点率 |
1 | セルビア | 7勝1敗 | 21 | 7.333 | 1.358 |
2 | 日本 | 7勝1敗 | 21 | 3.833 | 1.238 |
3 | オランダ | 7勝1敗 | 21 | 3.833 | 1.162 |
4 | ブラジル | 6勝2敗 | 18 | 2.222 | 1.260 |
写真提供:FIVB