サントリーサンバーズ大阪が2度目の天皇杯を手にする 令和6年度天皇杯・皇后杯 ファイナルラウンド
「令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド」は12月22日(日)にAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で最終日の男子決勝が行われ、サントリーサンバーズ大阪が13年ぶり2度目の天皇杯を手にしました。優勝したサントリーサンバーズ大阪には、優勝賞金1,000万円に加え、株式会社カプコンより「CAPCOM AWARDS」としてさらに1,000万円、丸大食品株式会社より燻製屋熟成あらびきポークウインナー約1,000本が贈呈されました。また、記者の投票により決まるMVPには、髙橋藍選手が選出されました。
男子決勝は13大会ぶりの優勝を目指すサントリーサンバーズ大阪と、2連覇を狙う大阪ブルテオンの一戦に。第1セットはムセルスキー・ドミトリー選手のサーブやスパイク、柏田樹選手とアレクサンデル・シリフカ選手のブロックで勢いに乗ったサントリーサンバーズ大阪が試合を優位に進め、25-12で第1セットを奪います。続く第2セット序盤は一進一退の攻防を繰り広げます。大阪ブルテオンがジェスキー・トーマス選手やエバデダン・ラリー選手のスパイクで一歩抜け出すかと思われましたが、サントリーサンバーズ大阪は甲斐孝太郎選手のサーブで相手を崩し、流れを掴むと25-22で第2セットもものにします。第3セットは大阪ブルテオンが山本智大選手のナイスレシーブから西田有志選手やロペス・ミゲル選手のスパイクで得点を重ねて粘りを見せますが、最後はサントリーサンバーズ大阪がフェイクセットからマッチポイントを奪い、13大会ぶりの優勝を果たしました。
また、試合前にはNHK紅白歌合戦出場に4年連続で出場するなど、歌手として活躍する島谷ひとみさんが国歌独唱を行い、会場を盛り上げていただきました。
4月に始まった都道府県ラウンドを皮切りに9カ月にわたり開催された今年度の天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会は多くの皆さまのご支援で無事に閉幕いたしました。選手たちにご声援を送ってくださったすべての皆さま、大会運営にご協力いただきました関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。