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ロラン・ティリ氏「新たな力が生まれ、ロサンゼルス2028オリンピックに向かって飛躍できる」 男子日本代表チーム新監督就任内定会見

ロラン・ティリ氏「新たな力が生まれ、ロサンゼルス2028オリンピックに向かって飛躍できる」 男子日本代表チーム新監督就任内定会見

公益財団法人日本バレーボール協会は、ロサンゼルス2028オリンピック出場を目指すバレーボール男子日本代表チームの新監督にロラン・ティリ氏が内定したことを受け、本日オンライン記者会見を開催しました。
会見には川合俊一会長、南部正司男子強化部長、男子日本代表チーム新監督のロラン・ティリ氏が出席。まず川合会長がティリ氏の監督内定までの経緯とティリ氏に期待することを話した後、ティリ氏が監督就任にあたっての意気込みを語りました。

◆川合俊一会長

「複数人の候補者がいたが、全会一致でティリさんに決まった。東京2020オリンピックで初めてフランスチームを金メダルに導いた実績と、日本の(クラブチームで)監督をしており、日本選手の気質や風土などに慣れている。そういった方が男子日本代表チームを率いてくださるのは、我々も大変喜ばしい。ティリさんとは1963年の同じ年生まれで、現役時代も戦ったことがあり、その時から頭脳的なプレーをしていると見ていた。指導者になってもいいチームを作るなと見ており、そんな監督が今回日本を率いてくださるということで、次のオリンピックまでに世界でメダルを獲ることができるチームに男子日本代表を引っ張り上げてくれることを期待している」

◆ロラン・ティリ男子日本代表チーム新監督

「大変名誉なご指名を受け嬉しく思う。私自身は20年、選手としてバレーボールをプレーし、その後の20年を指導者として過ごしてきた。現在の男子日本代表チームは大変優れた選手たちが集った素晴らしいチームだと思っている。私としてもこのような優れたチームを率い、さらなる高みを目指すことは大変名誉なことだと思う。大きな名誉であるとともに大きな責任も同時に感じている。すでに高い技術で成績を残している日本代表。この技術力を持ったチームに、私のオリンピックなどでの監督経験を掛け合わせることで、また新たな力が生まれ、この先のロサンゼルス2028オリンピックに向かって飛躍できると思う。表彰台を目指していきたい」