ビーチバレーボール

HP・庄川(富山)とSSBVC(兵庫)が初の栄冠「HEKINANマンモスカップ ビーチバレージャパンU-15 第4回全日本ビーチバレーボール中学選手権大会」

HP・庄川(富山)とSSBVC(兵庫)が初の栄冠「HEKINANマンモスカップ ビーチバレージャパンU-15 第4回全日本ビーチバレーボール中学選手権大会」

HEKINANマンモスカップ 第4回全日本ビーチバレーボール中学選手権大会が8月24日(土)、25日(日)、愛知県碧南市碧南緑地ビーチコートで開催されました。
2018年にオープンした碧南緑地ビーチコートは、最大で6面のコート設置が可能な広さをほこり、2026年開催の第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)では、ビーチバレーボール競技会場の予定地とされている常設コートです。

今大会には男子42チーム、女子45チームが出場。試合はすべて1セット21点マッチとなり、1日目は各3チーム総当たりの予選リーグ戦、2日目は1・2・3位の順位別のトーナメントが行われました。

男子の決勝(1位)トーナメントの決勝戦は、HP・庄川(富山)とフレンズAジェンツー(岐阜)の対戦となりました。この大会2連覇中のフレンズAジェンツーは4人制全国大会も優勝に輝くなど、満を持してトーナメントを勝ち上がってきました。

ディフェンディングチャンピオンのフレンズAジェンツーに対し、「相手は強かったけれど、自分たちのサーブとレシーブで粘ることができました」とHP・庄川の辻本侑央選手 。JOCカップ出場メンバーでもあるHP・庄川は、素晴らしいボールコントロールで得点を重ねていきます。
終盤においても、フレンズAジェンツーの攻撃力をスピードサーブで封じ込め、21-19でゲームを制しました。HP・庄川は男子富山勢として2人制初の栄冠を掴みました。

女子はSSBVC(兵庫)とQUEENBEES1(富山)の対決。1点争う攻防戦が繰り広げられた決勝戦は、どちらが勝つか分からないハイレベルな戦いとなりました。

SSBVCの澤田政彦監督が「サーブを攻められないと厳しい戦いになる」と話したように先に鋭いサーブで得点を重ねたSSBVCが、リードを奪う展開となりました。
QUEENBEES1も力強いスパイクで応戦するなど食い下がりますが、一歩及ばず。SSBVCが21-19と制し、兵庫勢として初優勝を決めました。

チームを率いた澤田監督は、「4人制の全国大会では負けてしまったので、優勝という結果でリベンジできてうれしい」と笑顔を見せていました。