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男子は安田学園中学校が20年ぶり3度目の優勝 女子は金蘭会中学校が5連覇を達成 第54回全日本中学校バレーボール選手権大会

男子は安田学園中学校が20年ぶり3度目の優勝 女子は金蘭会中学校が5連覇を達成 第54回全日本中学校バレーボール選手権大会

 第54回全日本中学校バレーボール選手権大会は8月25日(日)に最終日を迎え、セーレン・ドリームアリーナで男女の準決勝・決勝が行われました。

 男子決勝は安田学園中学校(東京)と城南中学校(広島)による、優勝候補と目されたチームどうしの対決となりました。堅いディフェンスから強力なエースが得点を重ねるスタイルが共通するなか、安田学園中学校がエースの竹内祐一郎、平方大翔らがしっかりとアタックを決めきります。対する城南中学校も寺内蒼大と前田鳴斗の二枚看板が攻め立てますが、攻守で質の高いプレーを繰り出した安田学園中学校が2-0(25-19,25-21)で勝利し、第34回大会以来となる通算3度目の頂点に輝きました。

 女子決勝は第46回大会の再戦となる金蘭会中学校(大阪)と諫早中学校(長崎)の対戦カードになりました。諫早中学校がエースの岡紗津貴、キャプテンの圍美愛を中心に高さを生かした攻撃を繰り出して第1セットを先取しましたが、金蘭会中学校が粘りと精度の高いプレーでフルセットに持ち込むと、最終第3セットでは終盤にかけてエースのドング礼楽が連続得点をマークし、2-1(21-25,25-18,25-18)で逆転勝ちを収めます。金蘭会中学校が通算8度目の優勝を飾り、さらには男子の駿台学園中学校(東京)が第38回大会から第41回大会にかけて打ち立てた4連覇を上回る、前人未到の5連覇を達成しました。

【男子】

優勝:安田学園中学校(東京)

準優勝:広島市立城南中学校(広島)

第3位:昇陽中学校(大阪)、清風中学校(大阪)

【女子】

優勝:金蘭会中学校(大阪)

準優勝:諫早市立諫早中学校(長崎)

第3位:駿台学園中学校(東京)、文京学院大学女子中学校(東京)

(文責・写真提供:坂口功将)

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