国際大会

中国にストレートで敗れ、準優勝で大会を終える 2024女子アジア東部地区選手権大会

8月13日(火)に香港(中国)で開幕した「2024女子アジア東部地区選手権大会」が18日(日)に閉幕を迎えました。

予選ラウンドB組を1位で通過したバレーボール女子ユニバシアード日本代表は、18日(日)に予選ラウンドでフルセットの末に勝利した中国と決勝で戦い、セットカウント0-3(19-25、22-25、19-25)のストレートで敗れ、本大会を2位で終えました。

 

第1セットは山地梨菜選手のスパイクや瀧澤凜乃選手のブロックなどで攻め、9-10と序盤は一進一退の攻防に。廣瀬美音選手や本田凜選手のスパイクなどで得点を重ねますが、中盤から徐々に中国のブロックに捕まり、14-17としたところで日本が1回目のタイムアウトを要求します。その後、日本はラリーに持ち込むも決定打に欠け、逆に中国のライト側からスパイクで連続失点を喫し17-22。河本菜々子選手と佐藤彩夏選手を2枚替えで投入しますが、中国のサービスエースなどでブレイクを許し、19-25でこのセットを落とします。

続く第2セット、序盤から廣瀬選手や山地選手のスパイクなどでサイドアウトを繰り返します。中盤、リベロの中村悠選手や児玉奈津美選手の好ディグから山下選手のクイックや瀧澤選手のライト攻撃などで日本が抜け出し13-9。ようやく試合の流れを日本が掴んだかと思われましたが、連続して中国のブロックに阻まれ18-18と同点に追い付かれてしまいます。山下選手や瀧澤選手のスパイクで粘りをみせますが、日本の攻撃が単調になったところを攻められ、22-25でこのセットを落とします。

後がない第3セット、さらに勢いを増す中国に、日本は本田選手や瀧澤選手のスパイクなどでサイドアウトを重ねて対抗します。試合を通してサーブレシーブが安定する中国に対し、日本はブレイクを取ることができず、逆にサーブで日本が崩され9−12。中盤以降、ブロックなどでさらに点差を広げられ15-22とします。最後まで山地選手や本田選手のスパイクなどで粘りますが19-25で第3セットを失い、セットカウント0-3で敗れました。

 

試合結果

 

今後の活躍が期待される女子ユニバシアード日本代表選手たちに引き続きご注目ください。

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