女子日本代表チーム 強豪ブラジルに敗れ予選ラウンド2連敗 パリ2024オリンピック
「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」(以下、パリ2024オリンピック)の女子バレーボール競技がパリ南アリーナ1で行われています。
8月1日(木)、バレーボール女子日本代表チーム(試合前のFIVB世界ランキング7位)は予選ラウンド第2戦、ブラジル(同2位)と対戦しセットカウント0-3(20-25、17-25、18-25)で敗れました。
第1セット、宮部藍梨選手のブロックで日本が先制点を取ります。和田由紀子選手がライトからのバックアタックを決めチームに勢いをもたらし、山田二千華選手がスパイク、そしてサービスエースで得点を奪い7-5とリードします。その後10-11とされるも、古賀紗理那選手の活躍で14-13と逆転します。両者譲らない展開が続いたところで日本の連続ミスから15-17とブラジルにリードを許します。2点差のまま終盤を迎え、古賀選手が得点を奪いますが第1セットは20-25で落とします。
続く第2セットは井上愛里沙選手と林琴奈選手をスタートから起用し、その井上選手がバックスアタックを決めチームを鼓舞します。3-6とリード奪われたところでタイムアウトを要求した日本ですが、ブラジルのリズムで試合が進み4-8と劣勢を強いられます。井上選手の活躍で7-10と詰め寄る日本ですが、ブラジルの粘り強い攻撃で7-13とリードを広げられます。日本は全員で必死にボールをつなぎ、相手のミスを誘って12-16と追い上げます。山田選手の移動攻撃などで得点を重ねていきますが、点差は縮まらず15-22と大きくリードを許し、このセットを17-25で失います。
後がない日本は第3セット、セッター・岩崎こよみ選手をコートに戻し立て直しを図ります。序盤から古賀選手が立て続けにスパイクを決め日本に流れを引き寄せます。井上選手のスパイクや林選手のブロックで6-6、荒木彩花選手のクイックも決まり、徐々に日本らしいバレーを展開し始めます。しかし、小島満菜美選手の粘り強いレシーブで勝機を見出すも、さらに集中力を高めたブラジルが立ちはだかり10-15。林選手や山田選手、井上選手らが得点を奪い14-18としますが、ブラジルの勢いを止めることができず14-21と苦しい展開が続きます。終盤古賀選手が踏ん張るも、最後はブラジルに押し切られ17-25でストレート負けを喫しました。
女子日本代表チームの次戦は現地時間8月3日(土)にケニアとの予選ラウンド最終戦に臨みます。負けられない戦いに挑む女子日本代表チームに引き続き熱いご声援をお送りください。
<次戦>
8月3日(土)13:00(日本時間20:00) 日本×ケニア
フジテレビで放送予定
関連リンク
FIVB世界ランキング (Volleyball Worldウェブサイト)