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男子U20アジア選手権大会 3位で来年の男子U21世界選手権大会出場権を獲得

男子U20アジア選手権大会 3位で来年の男子U21世界選手権大会出場権を獲得

7月23日(火)からスラバヤ(インドネシア)で行われた「2024男子U20アジア選手権大会」が30日(火)に閉幕しました。

準決勝で韓国にフルセットで敗れた日本でしたが、3位決定戦ではインドネシアに3-1(23-25、27-25、25-18、25-20)で勝利し、銅メダルを獲得しました。

 

第1セット序盤から一進一退の攻防が続くと、15-15から小野駿太選手が連続得点を決め17-15としますが、インドネシアも意地を見せ、21-21の同点に追い付かれます。その後、インドネシアにセットポイントを握られると、最後は尾藤大輝選手のスパイクがアウトとなり、23-25でこのセットを落とします。

第2セットも前セットと同様に拮抗した展開になります。16-16から2連続失点を喫しますが、尾藤選手、小野選手のスパイクが決まり20-20の同点に追い付きます。その後、23-24とインドネシアのセットポイントで山下彪選手が相手の時間差攻撃をブロックし24-24の同点とします。さらに坂本アンディ世凪選手がブロックを決めセットポイントを握ると、最後は相手のスパイクがアウトになり27-25。セットカウントで1-1と並びます。

第3セットはセッター・寺林和博選手に代えて平野悠広選手を起用します。山下選手のブロックなどで7-4とリードすると、リベロの亀岡聖成選手のスパイクレシーブから尾藤選手のスパイク、さらに小野選手のスパイクでリードを広げ25-18で第3セットを取ります。

第4セット、序盤は互いにサイドアウトを取る展開が続きますが、平野選手のサービスエースや小野選手のスパイクが決まり11-10とします。その後もリードを保ちながら試合は終盤へ。小野選手や白野大稀選手がスパイクを決め、点差を広げると、最後は尾藤選手のスパイクが決まり25-20。セットカウント3-1で逆転勝利しました。

試合結果

3位決定戦に続いて行われた決勝では、イランが韓国をストレートで下して3大会連続優勝を果たしました。また大会終了後に個人賞が発表され、日本からはベストアウトサイドヒッター賞に小野駿太選手が選ばれました。

写真提供:AVC

 

本大会を3位で終えたU20男子日本代表チームは、最終成績上位4チームに与えられる「男子U21世界選手権大会」(2025年開催)への出場権を獲得しました。選手たちの今後の活動に引き続き応援よろしくお願いします。