パリ2024オリンピックが開幕 男子日本代表チームはフルセットでドイツとの初戦を落とす
「第33回オリンピック競技大会（2024／パリ）」（以下、パリ2024オリンピック）のバレーボール競技が27日（土）、パリ南アリーナ1にて大会初日を迎えました。
男女バレーボール競技のオープニングマッチに登場した予選ラウンドC組のバレーボール男子日本代表チーム（試合前のFIVB世界ランキング2位）は、ドイツ（同11位）と対戦しセットカウント2－3（17－25、25－23、25－20、28－30、12－15）のフルセットで敗れました。
第1セット、ドイツの主砲ギョルギ・クロゼル選手を中心にサーブで攻めるドイツに苦戦すると、サービスエースを含む8連続失点を喫するなど厳しい立ち上がりとなります。日本はキャプテン・石川祐希選手を中心に反撃の機会を伺いますが、序盤の点差が響き17－25で第1セットを落とします。続く第2セットはセット終盤まで1点を争う接戦が続きますが、髙橋藍選手、石川選手の得点で25－23とドイツを振り切ると、第3セットは石川選手が6得点、西田有志選手がサービスエースを含む5得点でチームをけん引し、25－20で日本が連取します。第4セット、このセットで勝負を決めたい日本でしたが、24－24から立て続けにドイツのチャレンジが成功。途中出場の宮浦健人選手のサービスエースで28－27とセットポイントを握るなど勝利まであと一歩まで迫りますが、得点の機会を生かすことができず28－30で落とします。最終第5セットは序盤に連続失点を喫すると、このセット5得点の石川選手を中心にドイツに食い下がるも、12－15で落としました。
男子日本代表チームは日本時間31日（水）、アルゼンチンと予選ラウンド2試合目を戦います。
＜次戦＞
7月31日（水）13：00（日本時間20：00） 日本×アルゼンチン
NHK 総合、NHK Eテレで放送予定
写真提供：VolleyballWorld
関連リンク
FIVB世界ランキング （Volleyball Worldウェブサイト）