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パリ2024オリンピック壮行会 バレーボール男女日本代表 ビーチバレーボール女子日本代表が集結

パリ2024オリンピック壮行会 バレーボール男女日本代表 ビーチバレーボール女子日本代表が集結

パリ2024オリンピックの開幕を約2週間後に控えた7月8日(月)、「日本バレーボール協会 日本代表壮行会~パリ2024オリンピック」が東京都内で開催されました。

式典には、日本バレーボール協会名誉総裁 高円宮妃殿下の御臨席を仰ぎ、バレーボール男子日本代表、バレーボール女子日本代表、ビーチバレーボール女子日本代表の全選手がオリンピックへ向けた意気込みや、目標を語りました。

 

冒頭、川合俊一会長は「バレーボールから3種目がオリンピックに出場できることを心からうれしく思っている。これもスポンサーの皆様、協賛の皆様、ファンの皆様の応援のおかげ」と感謝の言葉を述べたあと、「オリンピックまで2週間ほど。メダルを獲れるメンバーが揃っている。男女バレーボールと女子ビーチバレーボールがメダルを獲れるようにお力をお借りしたい」と来るオリンピックへ向け、式典に参加した方々へ、さらなる声援をお願いしました。

 

高円宮妃殿下からは「日本代表は日本を象徴する立場にある。代表選手としてのみなさんの活躍が、多くの国民、特に被災された方々、困難な状況に置かれている方々、そして逆境に立ち向かおうとしている方々に、夢や勇気を与えてくれる。ぜひ素晴らしい成果をもたらしていただきたい。そして、暑い時期なので、体調やケガに留意し思いっきり楽しんできてください」と激励のお言葉を頂戴しました。

16年ぶりに自力でオリンピック出場を決めたビーチバレーボール女子日本代表の長谷川暁子選手は「パリオリンピックでは、まずプール戦を突破してメダルを目指したい。試合はエッフェル塔の下、特設コートでやるので注目していただきたい」と、注目ポイントに競技会場のロケーションを挙げると、ペアを組む石井美樹選手は「あきさん(長谷川選手)と私とスタッフの皆で新しい歴史を作れるように。まずはプール戦突破、そしてメダルを目指してがんばっていきたい」と東京大会に続き2大会連続出場となったオリンピックでの意気込みを話しました。

今年6月のネーションズリーグでオリンピック出場権を獲得したバレーボール女子日本代表は、キャプテンの古賀紗理那選手が「ネーションズリーグでは、たくさんの方の声援のおかげでパリオリンピックの出場権を獲得できた。パリでは予選からタフな試合が続くが、チーム一丸で戦ってくる。パリオリンピックでもたくさんの声援お願いします」と語り、石川真佑選手は「今まで一緒に戦ってきたメンバーや、サポートしてくださる方へ感謝の気持ちを忘れず、今までやってきたことに自信を持って、目標を達成して帰ってきたい」、また、関菜々巳選手は「初めてのオリンピックという舞台で、緊張すると思うが、緊張さえも楽しんでチームにいい影響を与えられるように頑張りたい」と話しました。最後となった和田由紀子選手が「みんな頑張るぞー」の掛け声をかけると「おぉー」と全選手が一斉に声をあげ、その様子に会場からは拍手が送られました。

ネーションズリーグで銀メダルを獲得した女子日本代表は、パリ2024オリンピックでの目標を「メダル獲得」に設定。記者から「日本の強みを発揮する鍵」について聞かれた古賀選手は「それぞれの精度、クオリティを高くすること。オフェンスで厳しいコースに打つなど、それぞれが少しずつ勇気を持ってプレーすることが、身長の低い私たちが勝つために必要」と答えました。

最後に、ネーションズリーグで2大会連続のメダルとなる銀メダルを獲得した男子日本代表が登壇。前回の東京オリンピックでは29年ぶりに決勝トーナメントに進み、昨年は16年ぶりに自力での五輪出場権を獲得、現在は世界ランキング2位の男子日本代表、選手からは「メダル獲得」という目標が掲げられました。キャプテンの石川祐希選手は「パリオリンピックはメダルを獲るために行くので、メダルを絶対に持って帰ってきます」と力強く宣言しました。また、フィリップ・ブラン監督と強化を続けてきた8年間を振り返り「勝てない時期も経験したし、今こうして結果が出ていることを嬉しく思う。この8年目が1つの集大成となっている。そこで結果を残すことが1番大事」とオリンピックへの決意をにじませました。

西田有志選手は、「僕は2018年から代表に入っていて、4勝5勝しかできなかったチームが今では銀メダルを獲るところまできて、6年の時間を経て今ここまで来た。しっかりと笑顔で皆にメダルを見せられるように頑張りたい」と、自身が感じるチームの成長を交えながら伝え、髙橋健太郎選手は「僕自身初めてのオリンピック出場ということで、すごくワクワクしているし、緊張感もある。日本代表がメダルを獲得するために、持ち前の明るさとがむしゃらさで貪欲に頑張っていきたい」と自身の飛躍を誓いました。そして、山本智大選手は「パリ2024オリンピックでは必ずメダルを獲る。そして、小川智大選手の分も背負って戦う」と語り、同じポジションで切磋琢磨してきた仲間の名前を挙げて決意を表明しました。

パリオリンピックではバレーボール男子日本代表が日本時間7月27日(土)16時00分にドイツと、女子日本代表は日本時間28日(日)20時00分にポーランドとの初戦を迎えます。また、ビーチバレーボール女子日本代表は、日本時間28日(日)18時00分からブラジルと対戦します。

 

メダル獲得を目指し戦う日本代表チームに、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

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