ついに大詰め!「マイナビワールドチャレンジ賞」を獲得するのはどのチームだ!?
2019年から株式会社マイナビがツアー冠スポンサーとして特別協賛する「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021」。本ツアーでは、ビーチバレーボールに取り組む選手たちの練習環境などを少しでも改善し、国際大会で活躍する選手を多く輩出するために、「マイナビワールドチャレンジ賞」として特別賞100万円が男女上位2ペアに授与される。
10月2日、3日に開催された「マイナビジャパンツアー第6戦松山大会」ではいよいよ佳境を迎え、その結果によってファイナル大阪大会の展望が見えてきた。ファイナル大阪大会後には、第1戦からファイナルのマイナビポイントによる「年間」の受賞チームが決定する。
女子暫定1位の長谷川/坂口ペア
第5戦までめまぐるしく女王の座が入れ替わってきた女子は、第6戦では長谷川暁子(NTTコムウェア株式会社)/坂口由里香(大樹グループ)ペアが今季2勝目を飾った。5066ポイントを獲得し、2位以下を大きく引き離しにかかった。
通常のマイナビポイントであれば、長谷川/坂口ペアの1位がここで確定となるが、ファイナル大会は優勝すれば、2000ポイントを獲得できるビッグチャンスが与えられる大会。暫定2位の橋本涼加(トヨタ自動車株式会社)/村上礼華(ダイキアクシス)ペアにもまだ1位に躍り出る可能性が残っている。
長谷川は「マイナビジャパンツアーはマイナビワールドチャレンジ賞の白熱したレースも見どころだと思う。ファイナルはポイントが高いのでまだ暫定1位だけれど、最後の大会も優勝してマイナビワールドチャレンジ賞を勝ち取りたい」と意気込みを語った。
女子暫定4位の溝江/藤井ペア
2位争いもし烈だ。第5戦で優勝した石坪聖野(アットホーム株式会社)/柴麻美(株式会社帝国データバンク)ペア、第2戦で準優勝した溝江明香(トヨタ自動車株式会社)/藤井桜子(株式会社立飛ホールディングス)ペアの2チームにもファイナル大会で結果を残せば、まだまだ可能性がある。
男子は、すでに1位を確定させている石島雄介(トヨタ自動車株式会社)/白鳥勝浩(トヨタ自動車株式会社)ペアが、第6戦で今季4勝目を飾った。6934ポイント獲得と独走状態である。やはり注目は2位争いだろう。
男子暫定2位の長谷川/土屋ペア
第6戦では髙橋巧(ANAあきんど株式会社)/マルキナシム(トヨタ自動車株式会社)ペアの不在により、今大会で準優勝だった長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)/土屋宝士(恵比寿丸)ペア、3位タイの庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部)/倉坂正人(三菱オートリース株式会社)ペアが逆転に成功した。
男子暫定3位の庄司/倉坂ペア
暫定2位の長谷川/土屋ペアから4位の髙橋/マルキペアまでポイント幅は798ポイントだ。髙橋/マルキペアは今季2勝目となる優勝を手にすれば、2位までランクアップできる可能性を秘めている。長谷川/土屋ペア、庄司/倉坂ペアは逃げ切るためにも、なんとしても今季まだ手にしたことのない優勝をつかみたいところだろう。
ファイナル大阪大会は最後まで見逃せない戦いとなる。「マイナビワールドチャレンジ賞」を獲得して世界に羽ばたくのはどのチームか!?
[マイナビポイント]
〇ファイナル大阪大会
1位 2000pt/2位 1334pt/3位 1000pt/5位 666pt
〇第1戦立川立飛大会・第2戦平塚大会・第4戦名古屋大会・第5戦都城大会・第6戦松山大会
1位1600pt/2位 1066pt/3位 800pt/5位 534pt/9位 320pt