アンダーカテゴリーの有望選手を発掘。 「U19強化合宿」「U17・19・21トライアウト」を開催。
日本バレーボール協会は有望選手の発掘を狙う「U19強化合宿」および「2019-20年 U17・19・21ビーチバレーボールトライアウト」第2回を11月14日(木)から17日(日)、神奈川県川崎市のビーチバレーボール競技別強化拠点となる川崎マリエンで行った。
参加者の前で挨拶をする小田勝美ビーチバレーボール強化部長
「U19強化合宿」は8月に開催されたジュニア選手権、マドンナカップ、茨城国体で目を引いた有望選手たちが集結。男子7名、女子5名が3日間の合宿に参加した。練習メニューは合宿後、選手各自が持ち帰って体育館でも実践できるアジリティ強化を中心に組まれた。
牛尾正和コーチの指導に耳を傾ける
今回のメンバーは、中学生から取り組んでいる選手もいれば、今回初めて強化合宿に参加した選手もおり、ビーチバレーボール経験年数がまちまちだった。
高校2年でジュニア選手権で準優勝、茨城国体で5位という成績を収めた福岡・八幡高の甲斐と佐藤は、「この合宿で学んだことを来年の全国大会で結果を残せるように活かしたい」と固く誓っていた。
パス練習に取り組む
「U19強化合宿」参加選手
<男子>
林聖瑠(広島国際学院高)
溝端拓真(神港学園高)
駒井久悟(甲府工業)
富田昂馬(伊東商業高)
濱口蒼太(アレセイア湘南高)
甲斐貴文(八幡高)
佐藤凛和(八幡高)
<女子>
松村仁奈(鶴峰高)
和田みちか(共栄学園高)
鳥尾屋夏歩(共栄学園高)
藤田晴(三島高)
石川とわ(新居浜高)
日本体育大学から初の参加となった
17日(日)には、9月21日(土)、22 日(日)の第1回開催時に大学のリーグ戦や学校行事などで参加できなかった選手たちが集まり、第2回目の「2019-20年 U17・19・21ビーチバレーボールトライアウト」が行われた。
今回の参加者は男子6名。日本体育大学の男子バレーボール部4名、高校生2名が参加した。砂の上での体力測定、パス、セット、スパイク練習をこなし、ゲーム形式が行われた。
メディシンボール投げの測定
日本体育大学は、2016年から女子バレーボール部の中でビーチバレーボール専門群を作り、2017年には健志台キャンパスにビーチコートを創設。女子は今年の大学選手権で創部初の準優勝に輝いている。
垂直跳びとランニングジャンプの測定
一方、男子は今回ビーチバレーボールアンダーカテゴリーのトライアウトへ初参加となった。注目は現在大学2年の福嶋と1年の宮城テリーク。持ち前の高さを活かし、スパイク練習では力強い強打を放っていた。
日本バレーボール協会のアンダーカテゴリーの合宿や研修は、年度末まで継続で行っていく予定だ。
スパイク、パスともに高い能力を見せた福嶋
トライアウト参加選手
石川瀬那(公文国際学園高)
山田龍之介(公文国際学園高)
福嶋晃介(日本体育大)
小田涼太(日本体育大)
藤巻睦(日本体育大)
宮城テリーク(日本体育大)