沖縄・美らSUNビーチで開催。「マイナビジャパンツアー第3戦沖縄大会」。
「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019第3戦沖縄大会」第1日目が7月6日(土)、那覇空港から車で10分ほどの豊崎海浜公園 美らSUNビーチ(沖縄県那覇市)で開催された。荒天のため、一時順延が発表されたが、12時より第1試合を開始。大会形式はプール戦(3チーム×4プール1回戦総当たり)各プール上位2チームが準々決勝に進出する形式だったが、試合開始時間変更に伴い、各プール上位1チームのみ決勝トーナメントに進出する。
第1日目は各プール3試合中2試合を行い、明日7日(日)は、各プール戦の残り1試合を行いプール戦の順位を決定したのち、トーナメント準決勝・決勝戦を行う予定。
男子の優勝候補の一角にあげられているのは、地元・沖縄宮古島出身の平良伸晃(松戸レガロ/D-FORUM))と日本代表の上場雄也(松戸レガロ)組。プール戦第1試合目は和田信二/吉田英樹(MAGS)組に2-0と勝利した。
平良は、昨年の初開催となった沖縄大会に地元選手として出場。この1年の間、ワールドツアーへの出場経験を積み、地元のジャパンツアーで初勝利をあげた。「昨年は予選で負けてしまったが、この1年でだいぶ環境が変わってきた。ワールドツアーの経験も積んできて、まだ結果は出ていないけれど、いろいろなことを仕掛けていけば、通用するなと手ごたえを感じている。まだまだ自分はできると思っているので、この大会では初優勝を目指したい」と力強く語った。
第1シードの坂口/村上組
女子は、ほとんどのトップチームが現在開催されている「FIVBワールドツアー2-star啓東大会」に出場。今大会の第1シードにはマイナビジャパンツアー初登場の坂口佳穗(マイナビ/KBSC)/村上礼華(ダイキアクシス)組が入った。
坂口/村上組のプール戦第1試合目の相手は、土屋瑞祈(SBC)/渡邊典代(MAGS)組。第1セットは、一進一退の攻防戦が繰り広げられる。坂口/村上組は、土屋/渡邊組に18点まで追われるが、終盤は少しずつ本来のリズムを取り戻し、2-0のストレート勝ちを収めた。
初戦を白星で飾った坂口は、「今シーズンはオリンピックランキングを上げていきたいので、ワールドツアーの出場を最優先するけれど、今年のツアーはマイナビさんが冠についているので、出られる時は積極的に出場していく。とくに後半戦の松山からは『マイナビワールドチャレンジ賞』を狙って遠征費を獲得したい」と、今シーズンの抱負を語った。
最終日7日(日)は、朝9時からプール戦が行われる。
地元・沖縄出身の平良