全国大会シーズン、到来。熱戦を制するのはどのチームだ!?
梅雨が明け、真夏のビーチバレーボールシーズンが到来した。8月は中学生、高校生、大学生の全国大会が開催される。各地の予選を勝ち抜いてきたチームが、全国の舞台で熱戦を繰り広げる。
2019年は8月6日から神奈川県川崎市川崎マリエンで開幕する「ビーチバレージャパンカレッジ」を皮切りにその週末の9日から高校男女の日本一を決定する「全日本ビーチバレージュニア男子選手権」が大阪府阪南市・箱作海水浴場ぴちぴちビーチ、「マドンナカップ」が愛媛県伊予市の五色姫海浜公園ビーチバレーコートにて、それぞれ開催される。
昨年の大学チャンピオン、神戸学院大と松山東雲女子大学
男子は、3連覇を果たした神戸学院大学の中川大成/齋藤侑亮組が昨年度をもって卒業。新たな王者が誕生するか、注目である。女子は昨年、4連覇中だった産業能率大学を松山東雲女子大学が破り、初の女王の座をつかんだ。その立役者となった村上礼華は卒業。その意志を受け継ぐ後輩たちが、連覇を達成できるか。また層の厚い産業能率大学が王座奪回を果たすのか、見所となる。
昨年の「全日本ビーチバレージュニア男子選手権」入賞チームと有望選手
9月の茨城国体から少年種目として導入される高校ビーチバレーボール。まさに今年の「全日本ビーチバレージュニア男子選手権」、「マドンナカップ」は、国体の前哨戦ともいえるだろう。
男子は開催地である関西のレベルも年々上がり続け、九州や東海や北信越地方の勢力も増し始めている。毎年チャンピオンが入れ替わるなど均衡した戦いが予想される。
女子は京都の福知山成美高、兵庫の淡路三原高がこれまでの高校女王として君臨。ディフェンディングチャンピオンの淡路三原高は3連覇に挑む中、国体をきっかけに新たな勢力が現れるのか、注目したい。
昨年の「マドンナカップ」の入賞チームと有望選手