2019年後期 強化指定選手の選考方法 および選考対象大会、発表。
日本バレーボール協会は2019年前期の強化指定選手を1月に発表したが、2019年後期(7月1日~12月31日)の強化指定選手の選考方法、および選考対象となる大会の出場チームの選考方法を発表した。
女子は、2019年6月30日時点でFIVBワールドランキングの4チーム(8名)をJOC強化指定選手に選考。JVA強化指定選は、2019年6月30日時点でJVAビーチバレーボール・オフィシャルポイントランキング6位以上の選手をJVA強化指定選手として選考する。また、強化委員会で推薦した若年層・Vリーグからの転向選手の有望選手も入る可能性もある。
これらの選考対象となる2019年の大会、順位は、世界選手権(5位以上)、ワールドツアー5star(ベスト4以上)、ワールドツアー4star(2位以上)、アジアツアー・選手権(優勝)となる。アジアでの国際大会は、昨年強化の目標基準において唯一達成した石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組を中心に派遣されることが決まっている。
男子は2019年前期の成績、ランキングを参考に選考し、若年層において190cm以上の選手で将来の有望であれば推薦される可能性がある。前期の選考対象となる大会は、世界選手権(出場および上位成績)、ワールドツアー3star(ベスト4以上)、アジアツアー・選手権(メダル獲得)、コンチネンタル1フェーズ(優勝) となる。
また2019年の大きな指標としてあげられているコンチネンタルカップ(2チーム4名が出場)1フェーズの出場選手は、長谷川徳海(愛媛県競技力対策向上本部)/高橋巧(ANAセールス)組、上場雄也(松戸レガロ)/石島雄介(トヨタ自動車)組、白鳥勝浩(トヨタ自動車)/池田隼平(カブト)組の3チームから、2チームを代表監督が選考を行い、強化委員会で出場チームを決定する。
東京オリンピックのアジア大陸枠となるコンチネンタルカップ。過去、2012年のロンドンオリンピックのコンチネンタルカップ4フェーズで日本が優勝し出場枠を手にした実績もある。石島と池田は出場すれば、自身初出場となる。