石井/村上組、銀メダル獲得。「AVCアジアツアーサミラオープン」最終日。
「AVCアジアツアー」開幕戦となる「AVCアジアツアーサミラオープン」が4月13日(土)から16日(火)、タイのサミラビーチで開催された。日本からは、男子の石島雄介(トヨタ自動車)/上場雄也(松戸レガロ)組、高橋巧(ANAセールス)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組、女子の石井美樹(湘南ベルマーレ)/村上めぐみ(オーイング)組、西堀健実(トヨタ自動車)/草野歩(パソナ)組が出場。石島/上場組、石井/村上組が準決勝まで勝ち進み、最終日に挑んだ。
準決勝のタイを2-0とストレートで下し、決勝進出を果たした石井/村上組。決勝では中国と対戦し、0-2とストレートで敗れ準優勝に終わった。
石井/村上組は2015年にペア結成後、アジアツアーでのメダル獲得は3回目。2017年にいずれもパレンバン大会、グランフロント大阪大会で銅メダルを獲得していたが、銀メダル獲得は初となった。
中国との決勝戦。村上の攻撃 写真/AVC
選手とコーチのコメントは以下の通り。
石井美樹
「優勝できなかったことは悔しいが、久々の大会で試合をしていく中、いろいろなことに気付くことができました。チームとしての課題も見つかり、いろいろな意味で有意義な大会となりました」
村上めぐみ
「1ヵ月ぶりの大会でしたが、試合の中で対応するスピードなど少し試合慣れしていない部分が出てしまった。そんな中でも暑さや風の対応など合宿で取り組んできたことができました。あと7大会連戦が続くので、目標にしていることを達成できるようチャレンジしてしっかりと取り組んで行きたい」
望月剛コーチ
「本来持ってる力をまだまだ出しきれてないが、5年ペアを組んでいろいろある中で、今やるべくことに集中することができました。引き続き、目の前のことに全力で取り組んで一戦一戦クリアしていきたい」
前回のアジアツアードーハ大会で銅メダルを獲得した上場/石島組は4位、高橋/長谷川組は9位タイ、西堀/草野組は5位タイに終わった。