大谷亮平(MBSビーチバレーボールアンバサダー)さん、 「選手の苦労を知っているからこそ、わかることを伝えていきたい」
「ジャパンビーチバレーボールツアー2018 ファイナル グランフロント大阪大会」
が9月22日(土)、23日(日)、大阪府大阪市北区・グランフロント大阪内のうめきた広場と、都島区・毛馬桜之宮公園内大阪ふれあいの水辺で開催される。それに伴い21日(金)、前夜祭としてレセプションパーティー、共催の株式会社毎日放送(以下・MBS)の番組「スポーツ内閣」の企画としてエキシビションマッチが開催された。
エキシビションマッチには、
MBSビーチバレーボールアンバサダー
を務める俳優の大谷亮平さんが出場。大谷さんは、高校時代はバレーボールの名門・清風高校で大阪選抜にも選ばれたことのある実力の持ち主。昨年に続き、今年もアンバサダーを務める大谷さんにアンバサダーとしての役割、ビーチバレーボールという競技の魅力について聞いた。
MBSビーチバレーボールアンバサダーの俳優・大谷亮平さん
──昨年、初めてビーチバレーボールのエキシビションマッチを経験されて、ビーチバレーボールの見方は変わりましたか?
「ビーチバレーボールは海に行った時に遊びでやる程度だったのですが、昨年審判の方に笛を吹いてもらう本格的なビーチバレーボールの試合は初めてでした。一度経験することによって、天気や太陽、風など見たり聞いてきたりしてきたことが『こういうことで変わってくるんだな』とわかりました。簡単そうに見えるけど、実際にやると難しいのがビーチバレーボール。インドアで成果をあげてきた選手でも難しいと言われるだけあって、見た目よりもプレーが難しいという所は見方が変わった点の一つですね」
──2回目となる今年のエキシビションマッチへの意気込みは?
「アンバサダーという立場ですが、エキシビションとはいえなかなか組めない方とプレーができるので、元プレーヤーとしてプレーできる喜びを感じながらしっかりプレーしたいですね。今は普段トレーニングしていますし、バレーボールもクラブチームで続けています。本業は演技の世界で生きている人間ですが、好きでバレーを続けた人間として自分なりに精一杯のプレーが見せられればいいかなと。気合いが入っていますよ」
──昨年経験された分、今年はプレーもパワーアップされているのでは?
「いや、どうでしょう(笑)。昨年は3人制で今年は2人制ですので、勝手が違いますからね。ボールをさわる回数も増えますし、消耗する体力が倍増します。先日1ヵ月くらい前に西村晃一(東京ヴェルディWINDS)さんと一緒に1時間ほど練習させてもらったのですが、暑い中動いて呼吸するのもつらくてバテバテでした。砂の上での練習はここまできついのか、と(笑)。実際のエキシビションマッチは15点制の2セットマッチということで、本当にやり遂げられるか、未知の世界ですよ」
ファイナル大会前日のエキシビションマッチ
──生まれ育った大阪でプレーすることについては?
「今は朝ドラの撮影があった長く滞在しているのですが、やっぱり生まれ育った町ですので、東京とは自分のメンタルが変わりますね。つい2日くらい前、バレーボールをさわりたくなって母校に遊びに行きました。後輩たちにまざって練習してきました(笑)」
──ビーチバレーボールが日本に上陸して30年。芸能人の方がアンバサダーを務めるのは初めてだと思います。大谷さんならではの視点としてどのように魅力を伝えていきたいと思っていますか?
「インドアですけどプレーヤーとしてやってきた過去があるからこそわかる、目に見えないものを伝えていきたいですよね。今すぐというわけではなく、それは今後の目標ですね。バレー選手の苦労を知っているからこそ、わかることを皆さんに伝えていければいいなと思います」