上場/石島組、初陣で銅メダル獲得。 「AVCアジアツアーマスター・ドーハ大会」最終日
アジア圏内での2018シーズン最終戦となった「AVCアジアツアーマスター・ドーハ大会」が11月27日(火)から30日(金)、ドーハで開催された。16チームが出場し、1プール4チームのプール戦、上位2チームによる決勝トーナメントが行われ、第1シードのカタールが優勝した。日本からは高橋巧(ANAセールス)/ 長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組、石島雄介(トヨタ自動車)/上場雄也(松戸レガロ)組が出場した。
第6シードで出場した高橋/長谷川組は3戦3敗でプール戦敗退となり、13位タイで終わった。
第8シードで出場した上場/石島組はプール戦2勝1敗となり、準々決勝でイランと対戦し勝利。準決勝ではカタールに敗れたものの、3位決定戦ではカザフスタンとの激戦を制し、銅メダルを獲得した。
アジアの各地を転戦する「AVCアジアツアー」は、当初は「アジアサーキット」としてスタートした。「アジアサーキット」時代、2001年に渡辺聡/白鳥勝浩組が2001年4月のタイ大会で金メダルを獲得しているが、名称が変更されて以降、男子でメダルを獲得したのは今回が初めてとなる。
選手のコメントは以下の通り。
上場雄也選手
「石島選手と組んで初戦だったので、どの試合も難しい試合になるとは思っていました。やはり噛み合わない部分もまだ多く、とにかく勝つことにフォーカスして2人で粘り強く戦えたことが収穫です。自分自身アジアツアーでのメダルは初めてなので素直に喜びたいですが、金を狙っていたので悔しさもあります。チームをしっかり作ってけば、優勝したカタールに勝てると思うので、計画的に強化していきたいと思います」
石島雄介選手
「率直に3位になれてうれしいです。今まではベスト4に入ることが精一杯でしたが、今回3位になることができました。今大会終えてみて、自信を持っていい部分とアジア各国のレベルを肌で感じ、自分の現在の位置がわかりました。個人的な課題はあり、日頃コーチから言われてることが試合をしてみて改めて感じるところでした。具体的な課題は、オフシーズンに克服して成長できると思います。日本が表彰台に上がり続けていけるように、今後とも皆様の応援、よろしくお願いします」