女子アンダーエイジカテゴリー　次世代メンバーが合同合宿

U19/20（ジュニア）女子とU17/18（ユース）女子日本代表チームの合同強化合宿が11月18日（月）から22日（金）まで、味の素ナショナルトレーニングセンター（東京都北区）で行われました。

2019年に各カテゴリーで世界選手権の戦いが終わり、それぞれのチームは次の世代へと入れ替わりました。新たなメンバーで初めて行われた今回の合宿では、いずれのカテゴリーでも、選抜チームにおける考え方や今後の強化方針などについての共通理解や意識付けが重視されました。

「自分から発信できる積極的な選手が多い」と話したのはユース代表の三枝大地監督。体のことや技術に関する内容について、スタッフ陣が丁寧な指導を繰り返すと、選手たちにもコンディションやプレー面での変化が現れます。「（合宿での経験で）自分に変化が起きれば、学んだことを継続しようと思える。自分のチームでもそういったことをやりたい、続けたい、そう感じて帰ってほしい」。合宿が終わって、各選手がチームに帰った後の行動が大事、と三枝監督は強調しました。

ジュニア代表の相原昇監督も「みんなやる気があって能力が高い」と、新たに集まった選手たちを評価しました。世界選手権での連覇を狙いながらも、まずは2020年のアジアU19女子選手権大会に焦点を絞ってチーム作りを進めます。

合宿中はカテゴリーの枠を超え、女子の強化スタッフが集まってミーティングを毎日行ってきました。「勉強会を開催し、（女子日本代表の）中田久美監督にも同席いただいた。アンダーエイジカテゴリーも含めて日本の層を厚くし、中田監督の日本代表チームへのサポート体制を作りたい」（相原監督）

シニアと連係の取れたアンダーエイジカテゴリーの強化が、日本代表のレベルアップにもつながります。選手、チームの成長にぜひご期待ください。

■合宿参加メンバー

U19/U20（ジュニア）女子　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊印は欠席

※ポジション略称／OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット
MB:ミドルブロッカー、S:セッター、L:リベロ

監督：相原昇（JVA）

U17/18（ユース）女子

※ポジション略称／OH:アウトサイドヒッター、OP：オポジット
MB:ミドルブロッカー、S:セッター

監督：三枝大地（JVA）