国際大会

龍神NIPPON、中国に2連勝で大会終了 バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~

2021.05.03|国際大会

龍神NIPPON、中国に2連勝で大会終了 バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~

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「バレーボール日本代表国際親善試合~東京チャレンジ2021~」の2日目が5月2日(日)、有明アリーナ(東京都江東区)で行われました。会場の東京都に緊急事態宣言が発出されたことから、無観客での開催となった本大会。参加する選手を泡のように包み外部との接触を遮断する「バブル方式」を採ったほか、専門家監修のガイドラインを作成し、ラリーごとのボールの消毒など、万全な感染症対策のもとに大会が行われました。

本日は男子の1試合のみが行われ、龍神NIPPONは中国を相手に2セットを先取。その後、大幅にメンバーを変えて臨んだ第3セットを落とすも持ち直し、セットカウント3-1(25-20、25-20、21-25、25-19)で勝利しました。

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日の丸デビューを果たしたリベロの小川智大選手は「代表初の試合ということで、いい経験ができると思って試合に臨んだ。こういう経験をさせてもらえてとても有難い。チームとしては課題が残る部分が多かったと思うし、個人のスキルは世界と戦うにはまだ足りないと実感した。ただその中でも勝てたので、本当によかった」と語りました。

途中出場した現役大学生の大塚達宣選手は「このような状況の中で試合ができることに感謝の気持ちでいっぱい。スタートから出場せずに途中出場という経験があまりなかったので、そういった意味では少し不安もあったが、昨日は途中で交代させられてしまい、自分に何が足りないかを考えて、今日は昨日よりいいプレーが出せたと思うのでよかった。それがチームの勝利につながったと思うので、本当に嬉しい気持ちでいっぱい」と振り返りました。

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同じく現役の大学生で、この試合チーム最多の19得点をマークする活躍を見せた髙橋藍選手は「昨日の試合でブロックのシャットアウトなどの課題が見えたので、高いブロックに対する打ち方であったり、そういった課題に対しては自分にとっていいものになったんじゃないかと、今日の試合を通してそういった感覚を持っている。勝負所でのスパイクや、サーブレシーブでも乱される部分が多かったので、これからどんどん磨いていかないといけないという課題も見つかった。勝負所で決められたスパイクは自分にとって自信に繋がったし、これから自信をつけた部分を自分自身の成長につなげていきたい」と振り返りました。

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そして中垣内監督祐一は「昨日の試合を受けて、スタートからもっと自分たちができること、やるべきことをきっちりやっていこうという反省をして本日の試合に臨んだ。スタートは非常に良い『入り』で、相手のミスにも助けられたが、髙橋藍のスパイクも効果的に決まり、優位的な展開で取ることができた。メンバーを変えたことによって3セット目を落としてしまったが、最後もう一回(気を)引き締めたスタートができて、最後取りきれたということは今日の収穫ではないか。終始、髙橋藍、大塚も良かったし、途中で変わった高梨(健太選手)も非常に安定したプレーをしていた。小川含め新しい戦力を4人ともフルに使ったが、それぞれ及第点を上げていいのではないかと思う」と試合を振り返りました。

中国との親善試合を2戦2勝で終えた龍神NIPPON。今週末8日(土)、9日(日)に高崎アリーナ(群馬県高崎市)で「2021バレーボール男子日本代表紅白試合」を行ったのち、5月28日(金)からは、リミニ(イタリア)で集中開催される「バレ-ボールネーションズリーグ2021」に出場します。引き続き、龍神NIPPONへの応援をよろしくお願いします。

東京都に緊急事態宣言が発出されたことから、有明アリーナでの東京チャレンジは無観客開催となりましたが、高崎市での「
2021バレーボール男子日本代表紅白試合
」は新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、皆さまを会場にお迎えして開催する予定です。この試合では会場内での観戦のほか、インターネットでのライブ配信(有料)も行います。通常の試合映像配信に加えて、試合後に行われるリモートでの「ファン感謝イベント」を視聴できるチケットもご用意しております。会場にお越しになれない方も、ぜひ画面の向こうからリモート観戦で龍神NIPPONへの応援をお願いいたします。

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