龍神NIPPON 高崎で紅白戦2試合を実施
男子日本代表チーム・龍神NIPPONは8日(土)と9日(日)の2日間にわたって、高崎アリーナ(群馬県高崎市)で「2021バレーボール男子日本代表紅白試合」を行い、龍神NIPPONが紅チームと白チームにわかれ対戦しました。
(8日試合終了後の集合写真)
8日に行われた第1戦では、紅チームがセットカウント3-0(25-19、25-21、25-21)のストレート勝ち。紅白が逆となり、セッターの藤井直伸選手と関田誠大選手を入れ替える編成で行われた本日の第2戦は、セットカウント3-0(25-23、25-11、25-20)のストレートで白チームが勝利しました。
8日の試合終了後、高梨健太選手は「久々の有観客試合でいいプレーやラリーが続くと拍手が聞こえてきて、試合中ではあったがモチベーションが上がり、本当にありがたいと思った。オリンピックに向けて、(今日の試合に)満足することなくもっと高みを目指して頑張っていきたい」と振り返りました。
髙橋藍選手は「応援されて(観客の前で)プレーができることは当たり前ではないと改めて感じた。試合ができることに感謝したい」と感謝を口にしました。
清水邦広選手は「選手一人ひとり持ち味が違うので自分の持ち味をしっかり出して、それをアピールしたい。オリンピックには12人しか選ばれないので、その中にしっかり入れるよう、世界を相手に戦えるようなコンディション作りをしていきたい。自分たちのすべきこと、目標は、夢中になれるようなプレーをするということ。少しでも元気を与えられるように、しっかりとプレーで返していきたい」と今後への意気込みを語りました。
2日間の試合を終えて柳田将洋選手は「今日も後半から出場したが、昨日よりは少しずつコンディションも戻ってきている感覚はある。結果的に3-0で今日も敗れてしまったので、非常に悔しい思い。紅白戦でもあるし、今この状況でいかに成績を残していくのかが大事なことだと思うので、しっかりと自分を見つける材料にしながらやっていきたい。こういう状況の中で試合ができることは非常に幸せなことで、アスリートとして、まずはプレーに集中するということを今日もしっかり気に留めながら、コートでバレーボールをした」と振り返りました。
中垣内祐一監督は2試合を振り返り、「昨日の試合は(国際親善試合の)中国戦の数日後で、少し準備不足のまま迎えたことにより、コンビネーションが合わずキレが悪かったりしたが、今日の内容は昨日よりもよく、期待していたプレーが出ていた。試合前に行ったミーティングではミドルブロッカーのオフェンスについての指示をいくつか出した。その指示にも積極的に対応しようとしてくれており、評価できる。我々は与えられた条件下で今後もベストを尽くしていく。今の環境でしっかりチーム作りにつなげていかないといけないと思う」と総括しました。
会場の高崎アリーナおよびインターネット配信を通じてご声援をお送りいただき、ありがとうございました。また、試合終了後にはリモートのファン感謝イベントも行われ、そちらにもたくさんの方にご視聴いただきありがとうございました。
龍神NIPPONは、5月28日(金)から約1か月にわたりリミニ(イタリア)で行われる「FIVBバレーボールネーションズリーグ2021」に参加します。引き続きご注目ください。
■2021バレーボール男子日本代表紅白試合 紅チーム対白チーム
5月8日(土)
紅チーム 3(25-19、25-21、25-21)0 白チーム
5月9日(日)
紅チーム 0(23-25、11-25、20-25)3 白チーム
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試合観戦のみのチケットは5月16日(日)21:59まで購入可能