開幕まであと3日、龍神NIPPONが有明アリーナで公式練習

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)男子バレーボール競技は、いよいよ7月24日(土)に開幕を迎えます。

本大会に出場する男子日本代表・龍神NIPPONは本日20日（火）、試合会場の有明アリーナで公式練習を行いました。

中垣内祐一監督は練習を終え、「いよいよだなという感じ。本当に開催されるかどうかわからなかったところから始まり、選手もいよいよ本当にオリンピックが開催されるんだ、と気持ちになったのではないか。『FIVBバレーボールネーションズリーグ2021』から帰国後も、食事と練習の時以外はエレベーターにすら乗れないというストレスのかかる状況を続けていたので、非常に厳しい6週間だった。パフォーマンスもそれに比例して少し下がったが、ここにきて上げていきたいし、選手も上げようと思っていると思う。あまり期間はないが、オリンピックが近づくにつれて選手の気持ちも少しずつ盛り上がってくると期待している。選手村でバレーボールの選手だけでなく色々なアスリートを見ることで気持ちも引き締まるだろうし、そういうことの積み重ねでオリンピック仕様のメンタルになっていくのではないか。また、日本選手団であるということをもっと意識すると、日本の代表という自覚やプライドが出てくる。オリンピック以外でなかなかそのような機会はないので、今後さらに気持ちも高まれば、開幕戦の結果もついてくると思う」と語りました。

また、初戦のベネズエラ戦に向けては「しっかりと勝たないといけない、大事な試合。相手は弱い国ではなく、強いジャンプサーバーも数名いる。厳しい試合とならないよう、スタートから相手の戦意を喪失させ、自分たちのペースにしたい。初戦を勝って、波に乗りたい」と意気込みました。

残念ながらバレーボール競技は無観客開催となりますが、龍神NIPPONの選手たちへ、ぜひテレビの前から熱いご声援をよろしくお願いいたします。