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第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会 男子はV1勢が順当、女子は東海大、筑波大が8強

「第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」は、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館・大阪市港区)で5月2日(月)に3日間のグループ戦を終え、決勝トーナメントに進出する男女各8チームが決定しました。

男子は、A組がウルフドッグス名古屋(以下WD名古屋)対FC東京、B組がサントリーサンバーズ対ジェイテクトSTINGS、D組が東レアローズ対堺ブレイザーズという、決勝トーナメント進出が決定しているチームによる1位争いが行われ、3試合ともにフルセットの末、WD名古屋、サントリー、堺が勝利しました。

残るC組は、パナソニックパンサーズ、JTサンダーズ広島、そして早稲田大学が2勝1敗で並びましたが、セット率でJT広島が1位、パナソニックが2位で決勝トーナメントに進むことになりました。早稲田大学は前回大会に続いての8強入りはなりませんでしたが、岩本大吾キャプテンは「決勝トーナメントに進出できる可能性があるところまでこられたことは、チームとしていい経験になった」と話しました。鎮西高校は、順天堂大学に勝利し、今大会で初めて高校生が勝利しました。

女子は決勝トーナメントに進出する8チームのうち、2チームの決定が最終日までもつれこみました。C組のヴィクトリーナ姫路対筑波大学と、D組の埼玉上尾メディックス対デンソーエアリービーズは、勝利した方が4日目に進める試合で、緊迫した内容に。接戦の末に筑波大学と埼玉上尾が勝利しました。「2日目の時点で東海大学が決勝トーナメント進出を決めていたので、負けたくなかった」と筑波大学の倉田朱里キャプテン。東海大学、筑波大学はともに初の決勝トーナメント進出です。A組の東レアローズ対岡山シーガルズは、東レがストレートで勝利し、セット率で1位。得点率の差で、岡山が2位になりました。久光スプリングス対PFUブルーキャッツはPFUがストレートで勝利し、まずは第65回大会ぶりのベスト4を目指します。惜しくも敗退した金蘭会高校は、2日目に岡山から、3日目にトヨタ車体クインシーズからそれぞれセットを獲得し、V.LEAGUE DIVISION1勢からの勝利まであと一歩のところまで迫りました。

3日(火・祝)からの決勝トーナメント戦は、連日11:00より5セットマッチで試合が行われます。チームのユニフォームを着て戦う最後の試合となる選手も少なくありません。会場でぜひその勇姿を見届けてください。

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大会概要
男子試合結果速報
女子試合結果速報

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