国際大会

U18女子日本代表 中国をフルセットで破り8連覇達成 第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会

「第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会」は現地時間13日(月)、ナコンパトム(タイ)にて大会最終日が行われました。U18女子日本代表はファイナルラウンド決勝戦で中国と対戦し、セットカウント3-2(19-25、26-28、25-21、25-17、15-13)で逆転勝利。フルセットの大接戦の末、8大会連続9度目の優勝を果たしました。

失セット0のまま最終戦を迎えた日本。決勝は予選ラウンド初戦で対戦した中国との再戦となりました。第1セットは中国の高いブロックと早いサーブに苦戦し19-25、続く第2は殆ど点の開かない展開となるも、デュースの末に競り負け26-28と中国に2セット先取を許します。第3セットも中盤までは12-17と中国にリードされますが、サーブで好プレーが出た日本が17-20と盛り返すと、大森咲愛選手のスパイクなどで7連続得点で25-21。崖っぷちから持ち直した日本は第4セットも25-17で奪取。第5セットはニッポンコールが会場に響く中、10-9と競り合う一進一退の攻防に。キャプテン・笠井季璃選手の得点で日本が一歩前に出ると、最後は大森選手の一打で15-13。2セットダウンから3セットを奪い返し、日本が逆転勝利を飾りました。

また決勝戦後に個人賞が発表され、U18女子日本代表からは大会のMVPとベストアウトサイドヒッター賞に大森咲愛選手、ベストリベロ賞に西川凛選手、ベストセッター賞に吉田紗奈衣選手が選出されました。

試合結果

日本×中国 試合映像(アジアバレーボール連盟公式Facebookページ)

本大会9度目の優勝を果たしたU18女子日本代表は、最終順位上位4チームに与えられる「世界U19女子選手権」(2023年開催予定)の出場権を獲得。ご声援をお送りいただきありがとうございました。これからも、日本の将来を担う選手たちへのご注目をよろしくお願いします。

■第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会 最終順位

1位: 日本
2位: 中国
3位: 韓国
3位: 韓国
4位: タイ
5位: チャイニーズタイペイ
6位: カザフスタン
7位: イラン
8位: ウズベキスタン
9位: フィリピン
10位: インド
11位: オーストラリア

写真提供:AVC

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競技日程

日本代表メンバー

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