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決勝で中国をストレートで下し大会優勝 第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会

2022.07.12|国際大会

決勝で中国をストレートで下し大会優勝 第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会

7月4日(月)にヌルスルタン(カザフスタン)で開幕した「第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会」は昨日最終日を迎え、U20女子日本代表チームはファイナルラウンド決勝で中国と対戦。セットカウント3-0(25-16、25-21、25-22)のストレートで勝利し、優勝を決めました。

予選ラウンドで中国と対戦した時には0-3のストレートで敗戦していた日本。第1セットは出だしから堤亜里菜選手のサービスエースが2本連続で決まり、幸先のいいスタートを切ります。21-16から一気に4連続得点を重ね、まずは25-16でこのセットを先取します。第2セットは5-9で相手にリードを許しますが、日本が連続得点で逆転に成功し、その後の中国の猛追もかわして25-21で連取します。第3セットは後のない中国が勢いを見せ、序盤から追う展開に。大きく点差は開かず、一進一退の攻防が続きます。13-13、19-19と決勝らしい緊張感のある試合が続く中、均衡を破ったのはそこから4連続得点を決めた日本。後半、中国も意地を見せますが、日本は粘り強くボールを拾い、最後は相手のブロックに当てて25-22でこのセットも取り、3-0のストレートで予選ラウンドの雪辱を果たしました。

また決勝戦後に個人賞が発表され、U20女子日本代表からは大会のMVPとベストアウトサイドヒッター賞に上村杏菜選手、ベストリベロ賞に德本歩未香選手、ベストセッター賞にキャプテンの加地春花選手が選出されました。


試合結果


日本×中国 試合映像
(アジアバレーボール連盟公式Facebookページ)

目標としていた優勝を見事勝ち取ったU20女子日本代表チームは、上位2チームに与えられる「世界U21女子選手権大会」(2023年開催)の出場権も獲得。将来の女子日本代表・火の鳥NIPPONを目指す選手たちに、これからもご期待ください。

■第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会 最終順位

1位: 日本
2位: 中国
3位: タイ

写真提供:AVC

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日本代表メンバー


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