国内大会
全国高校総体女子が開幕 予選グループ戦で熱戦が繰り広げられる
令和4年度全国高等学校総合体育大会女子バレーボール競技大会が7月28日(木)、アスティとくしま(徳島県徳島市)で開幕し、29日(金)にとくぎんトモニアリーナ(徳島県徳島市)ほかで予選グループ戦が行われました。
出場52チームが熱戦を繰り広げる中、注目の対決となったのが東九州龍谷高校(大分)と前回大会女王・下北沢成徳高校(東京)の名門校対決。速いトス回しからテンポのいい攻撃を組み立てた東九州龍谷がストレート勝ちし、飯山エミリキャプテンは「敗者復活戦があることを考えず、絶対に勝つという気持ちで臨みました。この1勝でさらに気持ちが高まったので、これからに向けていい試合になったと思います」と笑顔を見せました。なお、下北沢成徳高校は敗者復活戦でストレート勝ちし、決勝トーナメント進出を決めています。
また、地元の徳島からは2チームが登場。第1代表の富岡東高校はチーム関係者の応援に後押しされ、9年ぶりの舞台で躍動しました。惜しくも決勝トーナメントに進めませんでしたが、「最後は力負けしてしまいましたが、粘り強いレシーブから追い上げていい試合ができました」と北山菜々実キャプテンは涙ながらに話しました。第2代表の城南は敗者復活戦の末に決勝トーナメントへ。明日以降も地元での活躍を目指します。
7月30日(土)、31日(日)に決勝トーナメント戦、8月1日(月)に準決勝と決勝が行われます。
(文責:日本文化出版)