国内大会

第42回全日本小学生大会閉幕 3カテゴリーで初優勝

「第42回全日本バレーボール小学生大会」は8月12日(金)、東京体育館(東京都渋谷区)で最終日を迎えました。男子・女子・混合の各カテゴリーで頂点に立ったのは、いずれも初優勝チームでした。

■男子決勝

宝塚スカイアタッカーズ(兵庫) 2(21-19、13-21、15-10)1 新庄北JVC男子(富山)

第1セット序盤は宝塚が7-4と先行しますが、その後新庄北が10-13と逆転。それでも終盤に宝塚が17-16と再度リードを奪うと、今度はリードを守り21-19で第1セットを先取します。続く第2セットは序盤7-6、9-10と拮抗しますが、後がない新庄北が反撃に出ると14-11、19-13と終盤にかけて点差を広げ21-13で取り返します。第3セット序盤は一進一退の展開となりますが、猪原悠馬選手のブロック、スパイクなどによる3連続得点で抜け出した宝塚が15-10で勝利しました。

■女子決勝

原南バレーボールスポーツ少年団(広島) 2(21-5、21-18)0 なでしこ(鹿児島)

予選リーグ戦でも対戦した2チームの再戦となりました。予選リーグ戦ではなでしこがセットカウント2-0で勝利しましたが、決勝では原南が第1セット立ち上がりに一挙7連続得点でリードを奪うと、その後もなでしこを寄せ付けずに21-5でセットを先取。第2セットはなでしこが勢いを取り戻し原南と一進一退の攻防を繰り広げますが、終盤に原南が一歩抜け出すと21-18でセットを取りました。キャプテンの中村愛実選手がスパイクにサービスエースにと活躍し優勝の原動力となりました。

■混合決勝

福島JVC(和歌山) 2(21-15、21-11)0 あげおスターズ(埼玉)

福島がキャプテンの田中杏侍選手を中心とした攻撃力であげおに襲い掛かります。第1セットを21-15で幸先よく先取した福島は、第2セット立ち上がり4-0と一気にリードを奪うと、その後も田中選手のレフト攻撃を軸に7-5、14-6とあげおに主導権を渡すことなく試合を運び、21-11とストレートで勝利しました。

3年ぶりの開催となった全日本小学生大会は新型コロナウイルス拡大防止のため、一般のご観覧をお断りしての開催となりました。大会運営へのご理解とご協力を賜り、御礼申し上げます。笑顔と涙を全力で輝かせる小学生バレーボーラーへ、第43回大会でも応援をよろしくお願いします。

(写真提供:日本文化出版)

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大会概要

男子決勝トーナメント戦 第3日目 結果(PDF)

女子決勝トーナメント戦 第3日目 結果(PDF)

混合決勝トーナメント戦 第3日目 結果(PDF)