龍神NIPPON、ブラジルにストレートで敗戦 2022男子世界選手権
「2022男子世界選手権」がスロベニアとポーランドで開催されています。スロベニアの首都・リュブリャナで第1次ラウンドを戦う男子日本代表チーム・龍神NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング9位)は28日(日)ブラジル(同3位)と対戦し、セットカウント0-3(21-25、18-25、16-25)のストレートで敗戦。第1次ラウンドB組での成績を1勝1敗(勝点3)としました。
日本の第1次ラウンド2戦目の相手は前回大会準優勝のブラジル。勝利すれば第1次ラウンド突破に大きく近づくこの試合に、日本は2日前のカタール戦と同じメンバーで挑みました。対するブラジルは、7月のネーションズリーグ大阪大会での対戦時には不在だったバラセ・デソウザ選手、ルーカス・サートカンプ選手がスターティングメンバーに名を連ねました。
第1セット、開始早々西田有志選手のサービスエースが2本決まり3-0とリードすると、効果的なサーブでブラジルのサーブレシーブを崩しながら、一時は16-12と最大4点のリードを奪います。ところが次第にブラジルのサーブの威力が強まりサーブレシーブを崩されると、思うような攻撃を仕掛けられず18-19とブラジルに逆転されます。日本はキャプテン・石川祐希選手を投入し挽回を図りますが、イオアンディ・レアル選手に続けざまに得点を許し、21-25で第1セットを落とします。セットを取り返したい日本でしたが、続く第2、3セットも効果的なサーブとブロックで襲い掛かるブラジルに終始圧倒され18-25、16-25で落とし、ストレートで敗戦となりました。
この日行われた第1次ラウンドB組のもう1つの試合では、開幕戦でブラジルをフルセットに追い込んだキューバ(大会前のFIVB世界ランキング12位)がカタール(同21位)をセットカウント3-1(25-21、25-21、22-25、25-19)で下しました。
◆第1次ラウンドB組 順位表(8月28日終了時点)
1位: ブラジル(2勝0敗)
2位: キューバ(1勝1敗、勝点4)
3位: 日本(1勝1敗、勝点3)
4位: カタール(0勝2敗)
龍神NIPPONは、30日(火)にキューバとB組2位をかけて第1次ラウンド最終戦を戦います。勝利すれば2位での決勝トーナメント進出が決まり、敗れて3位となった場合も予選ラウンドA~Fの各組で3位となった6チームのうち、成績順で4位までに入れば決勝トーナメントに進むことができます。本大会最初の大一番に臨む龍神NIPPONに、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。
<次戦>
8月30日(火)14:00(日本時間21:00)日本×キューバ
写真提供:FIVB