国際大会

龍神NIPPON、キューバに勝利しベスト16進出 2022男子世界選手権

「2022男子世界選手権」がスロベニアとポーランドで開催されています。スロベニアの首都・リュブリャナで第1次ラウンドを戦う男子日本代表チーム・龍神NIPPON(大会開幕前のFIVB世界ランキング9位)は30日(火)にキューバ(同12位)と対戦し、セットカウント3-1(25-18、21-25、25-15、25-19)で勝利。第1次ラウンドB組2位での決勝トーナメント進出を決めました。

勝てばベスト16進出が決まるこの試合で対戦したのは、2016年のFIVBワールドリーグ以来、6年ぶりの対戦となったキューバ。日本はネーションズリーグ大阪大会のブラジル戦ぶりに、キャプテン・石川祐希選手をスターティングメンバーで起用しました。第1セットはその石川選手、髙橋藍選手を中心に序盤から得点を重ねると、9-7から山内晶大選手のクイックなどで5連続得点を奪い14-7と大きくリード。安定感のある試合運びでキューバを寄せ付けず、25-18で第1セットを先取します。第2セットは互いにブレイクポイントを許さぬ競り合いとなりますが、キューバの緩急をつけたサーブに思うような試合運びができず、終盤に連続失点を喫し21-25で落とします。第3セットは序盤から日本が守備での粘り強さを発揮すると、小野寺太志選手の連続ブロックなどで8-5とリードを奪います。中盤には長いラリーを2度制するなど一挙6連続点で25-16。そのままの勢いで第4セットも25-19で取り、対キューバ戦としては1995年以来の勝利で、第1次ラウンド突破を決めました。

試合結果

この日行われた第1次ラウンドB組のもう1つの試合では、ブラジル(大会開幕前のFIVB世界ランキング3位)がカタール(同21位)をセットカウント3-0(25-13、25-23、26-24)で退け、B組1位通過を決めています。

龍神NIPPONの決勝トーナメント Round of 16の試合日時・対戦相手は、31日(水)の第1次ラウンド全日程終了後に決定します。詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。

第1次ラウンドB組 最終順位

1位: ブラジル(3勝0敗)

2位: 日本(2勝1敗)

3位: キューバ(1勝2敗)

4位: カタール(0勝3敗)

写真提供:FIVB

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大会概要

競技日程

龍神NIPPON 出場選手14人