日本(久光製薬スプリングス)が優勝!長岡望悠選手がMVP 2014アジアクラブ女子選手権大会
「2014アジアクラブ女子選手権大会」は4月25日(金)、ナコンパトム(タイ)で決勝戦を行いました。日本(久光製薬スプリングス)と中国(Bohai Bank Tianjin)の予選リーグ戦から無敗チーム同士の対戦となったこの試合、日本がストレート(25-19、25-16、25-19)で中国を破り、優勝を果たしました。
日本の優勝は、久光製薬スプリングアタッカーズ(当時)が優勝した2002年の第4回大会以来、12年ぶり2回目です。
中田久美監督は「応援してくださった方々への感謝の思いしか言葉にできない。昨年(2013年)夏のチーム始動から『アジア1』という目標を掲げていた。日本国内での試合を戦っていく中で、勝っても反省し、納得のいくプレーを磨いてきた。長い道のりではあったが、(目標を)掲げたからには達成しなければならないと、この大会で勝ち続けるたびに感じていた。この『アジア1』は、日本や海外からチームを応援してくださる方々のお陰で勝ち取ることができたもの。世界(FIVB世界クラブ女子選手権大会2014)への切符を掴んだので、チーム力・個々の力をさらに磨いていきたい。これまで支えてくださった皆様、本当にありがとうございました」と話しました。
同日行われた3位決定戦では、カザフスタンがチャイニーズタイペイをストレート(25-15、26-24、25-20)で破り、銅メダルを獲得しています。
本大会のMVP(最優秀選手賞)には長岡望悠選手が選出されたほか、ウィングスパイカー賞第1位に石井優希選手、ベストセッター賞に古藤千鶴選手、ミドルブロッカー賞第1位に平井香菜子選手が選出されました。
久光製薬スプリングスに、たくさんのご声援ありがとうございました!
◆最終順位
1位:日本(久光製薬スプリングス)
2位:中国(Bohai Bank Tianjin)
3位:カザフスタン(Zhetyssu)
4位:チャイニーズタイペイ(Taipei)
5位:タイ(Nakhonratchasima)
6位:ベトナム(Thong Tin Lienvietpostbank)
7位:イラン(Martin Varamin)
8位:フィリピン(PLDT)
9位:インド(KSEB)
10位:シンガポール(VAS)
◆過去のアジアクラブ女子選手権大会 日本の最終順位
第1回(1999年):6位(東洋紡オーキス)
第2回(2000年):2位(NECレッドロケッツ)
第3回(2001年):2位(久光製薬スプリングアタッカーズ)
第4回(2002年):1位(久光製薬スプリングアタッカーズ)
第5回(2004年):不参加
第6回(2005年):不参加
第7回(2006年):5位(久光製薬スプリングス)
第8回(2007年):3位(久光製薬スプリングス)
第9回(2008年):3位(東レアローズ)
第10回(2009年):3位(東レアローズ)
第11回(2010年):3位(JTマーヴェラス)
第12回(2011年):5位(健祥会レッドハーツ)
第13回(2012年):2位(東レアローズ)
第14回(2013年):3位(PFUブルーキャッツ)
第15回(2014年):1位(久光製薬スプリングス)
写真提供:久光製薬スプリングス