日本、アルゼンチンに連敗 次週は京都でフランスと対戦 FIVBワールドリーグ2014
FIVBワールドリーグ2014インターコンチネンタル・ラウンド第4週小牧大会は6月15日(日)、パークアリーナ小牧で日本対アルゼンチンの第2戦を行いました。日本はアルゼンチンに対しセットカウント1-3(21-25、19-25、25-23、17-25)で破れ、連敗で次週の京都大会(対フランス戦)を迎えることになりました。
日本は白岩直也選手(豊田合成トレフェルサ)をスターティングメンバーに起用します。第1セット、流れに乗ると止まらないアルゼンチンを相手に、競り合いを演じ、中盤まで互角の戦いを見せますが、アルゼンチンのサービスエースが決まるなど徐々に引き離されます。日本も、地元の声援を受けて山内晶大選手(愛知学院大学3年)がサービスエースを決めるなど反撃を見せますが、第1セットをアルゼンチンに明け渡します。第2セットもセッター・高橋慎治選手(ジェイテクトSTINGS)を投入するなど流れを変えようと試みますが2セット連取を許します。迎えた第3セット、徐々にアルゼンチンのミスも誘うようになり、新キャプテンの越川優選手(JTサンダーズ)がスパイクを決め、12-12の同点とした後、連続得点でリードを奪うと、その後のアルゼンチンの追撃もかわし、第3セットを25-23で日本が奪取します。しかし第4セット、序盤から一気にアルゼンチンに離され、日本も途中出場の衛藤英興選手(FC東京)の速攻などで応戦しますが、最後まで流れを取り戻すことはできませんでした。
◆南部正司 全日本男子監督
勝ち星がくれば雰囲気も変わると思うので、若い力を育てながらチーム力を上げていく。世界で勝つためには努力しかないので、日々精進していく。
◆清水邦広選手
第3セットは雰囲気がよかった。勝ちに繋がればよかったのだが、その雰囲気をチーム全員が意識してワールドリーグ全体で底上げしていきたい。
◆山内晶大選手
(第3セットの8連続得点について)自分のいいサーブを得意なコースに打つことを決めていた。8連続得点で気持ちよかったが、最後が自分のサーブミスだったので反省しなければいけない。課題のブロックもまだまだ課題のままだった。
◆ジュリオ・ベラスコ アルゼンチン監督
第3セットはアルゼンチンにミスが多かった。第1、第2セットを連取して安心した気の緩みが出た。まだこれからも色々な選手を起用して見定めていきたい。
日本の次戦は第5週京都大会(島津アリーナ京都[京都府立体育館])で、6月21日(土)と22日(日)の両日ともに、フランスと対戦します。
なお第5週京都大会および、6月28日(土)、29日(日)の第6週越谷大会(越谷市立総合体育館)のチケットは現在好評発売中ですので、ぜひお買い求めいただき、龍神NIPPONに会場でご声援をお願いします!
○インターコンチネンタル・ラウンド プールD 順位表(6月15日時点)
1位 フランス(勝点17/6勝1敗)
2位 アルゼンチン(勝点17/5勝3敗)
3位 ドイツ(勝点10/4勝3敗)
4位 日本(勝点1/0勝8敗)