最終戦に勝利し2勝2敗で終える イタリア親善試合
日本とイタリアで全4試合を戦う 「イタリア親善試合」第4戦が7月19 日(土)、コロニェ(イタリア)で行われました。日本は若いメンバーでイタリアのベストメンバーに、セットカウント3-1(25-23、23-25、25-17、27-25)で勝利し、親善試合を2勝2敗で終えました。
第1セット、序盤はイタリアに力強いスパイクを決められますが、この遠征初出場の高田ありさ選手(東レアローズ)がレフト、ライトから速い攻撃を決め活躍。25-23とし第1セットを先取します。第2セット、両チーム一歩も譲らず接戦に。終盤、日本はレシーブを繋ぎ粘り強いバレーを展開しますが、23-25で第2セットを落とします。第3セット、宮下遥選手(岡山シーガルズ)と大野果奈選手(NECレッドロケッツ)が流れの中で速い攻撃を決め試合を優位に進めます。イタリアも強いサーブとナディア・チェントーニ選手の力強いスパイクで追い上げを見せますが、日本はイタリアの追随を許さず、25-17で第3セットを奪います。第4セット、この試合好調の高田選手が強弱をつけたスパイクを連続で決め8-4とリードを広げます。中盤まで14-6と優位に試合を進めますが、イタリアに連続サービスエースなどを許しデュースにもつれ込みます。最後は長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のレフトからのスパイクなどで27-25とし、第4セットを奪った日本がイタリアに勝利しました。
約2週間におよぶヨーロッパ遠征を終えた全日本女子チーム・火の鳥NIPPON。帰国後は味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で合宿を行い、7月28日(月)には「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第1週に出場するため、アンカラ(トルコ)に出発します。引き続き全日本女子チーム・火の鳥NIPPONにご声援をお願いします!