日本はタイに勝利し3大会ぶりの決勝戦進出! 第17回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)
「第17回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)」は7月23日(水)、台北(チャイニーズタイペイ)で大会7日目を行いました。日本はセミファイナルラウンド(1-4位)でタイと対戦。ストレート(25-12、25-21、25-17)でタイに勝利し、2008年の第14回大会以来3大会ぶりとなる決勝戦進出を決めました!
第1セット、序盤に柳田光綺選手(NECレッドロケッツ)のサーブでリズムに乗ると、古賀紗理那選手(熊本信愛女学院高校3年)のスパイク、丸尾遥香選手(金蘭会高校3年)のブロック、柳田選手のバックアタックなどで一気にリードを広げます。日本が大きくリードして迎えた終盤、小池杏奈選手(金蘭会高校3年)が好レシーブで会場を沸かせると、最後は途中出場の坂本奈々香選手(県立北九州高校3年)のスパイクが決まり、第1セットを25-12で取ります。第2セット、中盤までは接戦となりますが、間橋香織選手(春日部共栄高校3年)の連続サービスエース、丸尾選手のブロックなどでリードを広げます。終盤までタイの追い上げに苦戦しますが、25-21で第2セットを取ります。第3セット、このセットは白井選手に代わり、柳田選手をセッターに起用します。立ち上がりこそ苦しい展開となりますが、途中出場の中元南選手(県立柏井高校2年)のブロックとスパイク、坂本選手のスパイクでタイに応戦します。その後リズムに乗った日本はタイを引き離し、最後は中元選手と間橋選手がスパイクを決め、第3セットを25-17で取りました。
この日行われたセミファイナルラウンド(1-4位)のもう1試合では、中国が韓国にセットカウント3-1(22-25、30-28、25-18、25-19)で勝利し、決勝戦に駒を進めました。
日本は本日24日(木)17:00より、中国と決勝戦で対戦します。日本は3大会ぶりの金メダルがかかっていますが、対する中国も今大会3連覇がかかっており、決勝戦にふさわしい熱戦が繰り広げられることが予想されます。また、3位決定戦ではタイと韓国が、5位決定戦では開催国・チャイニーズタイペイとインドがそれぞれ顔を合わせます。
金メダルをかけて戦う全日本ジュニア女子チームに、ご声援をお願いいたします!
写真提供:AVC