イタリアにフルセットの末敗れる FIVBワールドグランプリ2014
「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第2週香港大会は8月8日(金)、香港で大会1日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはFIVB世界ランキング4位のイタリアと対戦。トルコ大会(8月1日~3日)を3敗で終え、この香港大会で本大会1勝目を挙げたい日本でしたが、イタリアにフルセット(20-25、17-25、25-21、25-20、11-15)の末に敗れ、予選ラウンドを4敗としました。
第1セット、日本は長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)が先取点を奪いますが、強打にフェイントを織り交ぜるイタリアに5-4から4連続得点を許します。しかし日本もキャプテン木村沙織選手(東レアローズ)のバックアタックなどで4連続得点しますが、終盤相手の強打にレシーブが乱れ、20-25で第1セットを落とします。第2セット、日本は立ち上がりから3連続失点し、イタリアの一方的な展開になるかと思われましたが、終盤に石井優希選手(久光製薬スプリングス)のブロック、大野果奈選手(NECレッドロケッツ)のスパイクなどで4連続得点します。しかし反撃が続かず、17-25で第2セットを落とします。第3セット、日本は若手中心のメンバーに変更し一進一退の攻防が続いたが、19-18から石井選手の3連続得点で一気に主導権を握ると最後は宮下遥選手(岡山シーガルス)が押し込み、25-21と第3セットを奪取します。第4セット、立ち上がりに4連続失点と苦しいスタートになるが、内瀬戸真実選手(日立リヴァーレ)の勢いのあるスパイクなどで徐々にと差を縮めます。後半、4連続、3連続と立て続けに得点を決めて逆転に成功すると、25-20と第4セットを連取します。第5セット、立ち上がり相手にペースを握られ劣勢の展開となります。点差の開いた6-11から内瀬戸の強打などで10-11と一気に差を詰めたが、最後は相手の強打に屈し、11-15で第5セットを落としました。
この日行われた香港大会のこのほかの試合では、中国がタイをセットカウント3-1(29-27、25-18、20-25、25-15)で下しています。
日本は本日9日(土)日本時間16:45より、中国と予選ラウンド第5戦を戦います。引き続き全日本女子チーム・火の鳥NIPPONにご声援をよろしくお願いいたします!