カザフスタンに予選リーグ戦初戦で敗れる 第4回アジアカップ女子大会
「第4回アジアカップ女子大会」が9月6日(土)、深圳(中国)で開幕し、23歳以下の選手を中心に編成されたチームで臨む日本は、予選リーグ戦(B組)でカザフスタンと本大会初戦を戦い、ストレート(23-25、23-25、18-25)で敗れました。
本大会は出場8チームが4チームずつA、Bの2組に振り分けられ、それぞれ1回戦総当りリーグ戦を行い、順位を決定します。その順位により、クウォーターファイナルラウンド、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドと進みます。
第1セット、島村春世選手(NECレッドロケッツ)の切れのあるスパイクで得点しますが、カザフスタンの高さに苦戦した日本は5-8とリードを奪われます。中盤に入ると、高橋沙織選手(トヨタ車体クインシーズ)、伊藤望選手(東レアローズ)のスパイクが決まり始めますが、23-25で第1セットを落とします。選手を入れ替えて臨んだ第2セット、序盤に12-10とこの試合で初めてリードを奪いますが、サーブレシーブを乱され、単純な攻撃を強いられると、23-25でセットを落とします。第3セット、立ち上がりにこの日が18回目の誕生日の坂本奈々香選手(県立北九州高校3年)をコートに戻します。再びサーブレシーブを乱されると、思うように攻撃ができない日本は、12-19とカザフスタンに大きくリードを奪われます。その後、ピンチサーバーとして投入された大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)の好サーブで相手サーブレシーブを乱すと、さらに島村選手のスパイクも決まり16-19と一気に追い上げます。しかし、カザフスタンにスパイクやブロックによる5連続得点を許すと、最後は日本のスパイクミスで18-25となり、第3セットを失いました。
また、この日行われた予選リーグ(B組)のこのほかの試合では、チャイニーズタイペイがタイをフルセット(25-21、25-23、15-25、17-25、15-13)で破っています。
日本は日本時間9月7日13:00より、チャイニーズタイペイと予選リーグ戦第2戦を戦います。引き続き、日本チームにご声援をお願いいたします!