国際大会

フルセットの末ドイツに勝利 2014女子世界選手権(2014世界バレー)

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2014女子世界選手権(2014世界バレー)が10月2日(木)、大会7日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはドイツと第2次ラウンド2試合目を戦い、フルセット(23-25、26-24、25-19、16-25、15-11)で勝利しました!

第1セット、中盤に8連続得点を決められ勢いを失うと、ドイツの多彩な攻撃に対応できず、23-25でセットを落とします。第2セット、選手を大きく変えて臨んだ日本は攻撃がかみ合い始め、26-24でセットを奪い返します。第3セット、迫田さおり選手(東レアローズ)のバックアタックなどで5連続得点を奪うと、その後もこの試合好調の迫田選手のスパイクなどで得点を重ね、最後は途中出場の高田ありさ選手(東レアローズ)のクロスで25-19とし、2セットを連取します。第4セットを16-25で落とし迎えた第5セット、序盤から山口舞選手(岡山シーガルズ)のブロックや迫田選手のバックアタックなどで得点を積み重ねます。最後はブロックでドイツの攻撃を封じ、15-11で第5セットを取りました。

◆眞鍋政義全日本女子監督

「フルセット勝てたのが1番大きい。なかなか試合に出る機会のない選手もいるが、総力戦で14名の選手をフルに起用してやろうと思っている。高田(ありさ選手)、山口(舞選手)が頑張り、中道(瞳選手)も苦しい場面でチームを引っ張ってくれた。リベロは(第1次ラウンド)2戦目以降は筒井(さやか選手)を起用していたが、(佐藤)あり紗(選手)が入って勝つことができて良かった。(4日の)イタリア戦に集中し、一球一球、総力戦でベストを尽くすだけ」

◆中道瞳選手

「今日の4セット目をああいう形で進めてしまったのは反省点。試合の中でも、まだまだ反省すべき点がたくさんあるので、そこを修正して明日以降に臨みたい。気持ちを前面に出そうと思っていたし、高田(ありさ選手)、山口(舞)さんといったずっとコートに立てなかった選手と共に出られたので、勝てて良かった。(宮下)遥(選手)が組み立てているバレーも外から見ていた。遥の負担も大きかったと思うので、何としても自分が出て、貢献できたらいいと思っていた」

1日の休息日を挟み、火の鳥NIPPONは次戦、日本時間10月4日(土)27:00より、開催国・イタリアと第2次ラウンド3戦目を戦います!

第2次ラウンドの各プールの順位は、「勝点→勝利試合数」の順で決まり、セットカウント3-0または3-1で勝利した場合は勝点3、セットカウント3-2で勝利した場合は勝点2、セットカウント2-3で敗戦した場合は勝点1が与えられます。セットカウント0-3または1-3で敗れた場合、勝点は与えられません。

プールE4位の日本(勝点8、2勝3敗)と3位のドミニカ共和国(勝点11、5勝0敗)の差は勝点「3」で、勝利試合数はドミニカ共和国が3試合上回っています。日本が第3次ラウンドに進出するためには、次に戦うプールE2位のイタリア(勝点13、4勝1敗)との試合で、必ず勝点1以上を獲得しなければなりません。勝点を獲得した場合、第2次ラウンド最終日に行われるドミニカ共和国との試合に望みをつなぐことができます。

第3次ラウンド進出を目指して戦う火の鳥NIPPONに、熱い応援をよろしくお願いいたします!!

◆第2次ラウンドプールE 10月2日(木)の試合結果

・ドミニカ共和国 対 アゼルバイジャン 3-1 (23-25、25-11、25-21、25-17)

・イタリア 対 ベルギー 3-0 (25-18、25-22、25-18)

・クロアチア 対 中国 0-3 (12-25、15-25、15-25)

◆2014女子世界選手権 第2次ラウンド プールE 順位表(10月2日終了時点)

1位: 中国(勝点14、5勝0敗)

2位: イタリア(勝点13、4勝1敗)

3位: ドミニカ共和国(勝点11、5勝0敗)

4位: 日本(勝点8、2勝3敗)

5位: クロアチア(勝点5、2勝3敗)

6位: ベルギー(勝点4、1勝4敗)

7位: ドイツ(勝点3、0勝5敗)

8位: アゼルバイジャン(勝点2、1勝4敗)

※第2次ラウンドでは第1次ラウンドで同プールだったチームとの対戦はなく、第2次ラウンドに進んだチームとの対戦成績を持ち越します。第2次ラウンドのプールE、Fの上位3チーム、計6チームが第3次ラウンドに進出します。

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