決勝戦は「男子・東福岡×大村工」、「女子・金蘭会×大阪国際滝井」 ジャパネット杯 春の高校バレー 第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会
(写真は決勝戦進出を決めた大阪国際滝井)
「ジャパネット杯 春の高校バレー 第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会」は1月10日(土)に男女準決勝を行い、女子は金蘭会(大阪)と大阪国際滝井(大阪)、男子は東福岡(福岡)と大村工(長崎)がそれぞれ決勝戦に進出しました!
女子準決勝1試合目では、インターハイ(高校総体)と国体を制し、高校3冠を目指す金蘭会と、東九州龍谷(大分)が激突。第1セットは東九州龍谷が奪いますが、1年生エースで「Project CORE」のTeam CORE女子メンバーである宮部藍梨選手らの活躍で金蘭会が2セットを奪い返します。迎えた第4セットも宮部選手の活躍が光り、セットカウント3-1(16-25、25-23、25-12、26-24)で金蘭会が勝利しました。宮部選手は、「明日の決勝戦は3年生とプレーができる最後の試合。思い切り楽しみながらプレーして、(インターハイ、国体とあわせて)3冠を達成したい」と笑顔でコメントしました。
続く女子準決勝2試合目では、第1セットを落とした柏井(千葉)が第2、3セットを取り勝利に一歩近づきます。しかし、大阪国際滝井がキャプテン・高野由里加選手を中心とした攻撃で第4、5セットを奪い返し、フルセット(25-16、23-25、22-25、25-17、15-10)の末に勝利しました。高野選手は、「日頃自分たちが言われていることをコートの上でやれた。今日の試合は、『自分が決めて勝とう』という思いで臨んだ。金蘭会との決勝戦も絶対に勝ちたい」と闘志を燃やしていました。
男子準決勝の1試合目では、東福岡が大塚(大阪)をストレート(25-19、25-23、25-20)で下し、インターハイに続いて優勝に王手をかけました。「Project CORE」のTeam CORE男子メンバーで、この試合でもチームを牽引した金子聖輝選手は、「昨年は星城に負けて悔しい思いをした。1年生の時から先輩に助けていただいているので、明日は自分が先輩を助けることができればと思う。東福岡のバレーをして優勝したい」と決勝戦での健闘を誓いました。
本日10日(土)の最終戦である男子準決勝2試合目では、2011年の第63回大会以来3大会ぶりの決勝戦進出を目指す大村工が愛工大名電(愛知)をストレート(25-19、25-12、25-23)で破り、決勝戦に駒を進めました。大村工・キャプテンの福田勇選手は決勝戦に向けて、「目指してきた『優勝』にやっと王手をかけることができた。東福岡とは練習試合を多く行っているので、手の内を知っている分やりやすさもあると思う。東福岡は高さがあるが、自分たちの持ち味である正確なブロックとレシーブで応戦できれば拾える」と力強くコメントしました。
地区予選から続いた「春の高校バレー」もいよいよ明日11日(日)の決勝戦を残すのみとなりました!選手たちの白熱したプレーはもちろん、会場で応援してくださっているバレーボールファンの方や学校関係者の方の声援で、会場の東京体育館(東京都渋谷区)は熱気に包まれています!ぜひ決勝戦も会場にお越しいただき、高校日本一が決まる瞬間にご注目ください!
◆競技日程
○1月11日(日)
【男子決勝戦】
11:30 東福岡(福岡)-大村工(長崎)
【女子決勝戦】
13:45 金蘭会(大阪)-大阪国際滝井(大阪)
閉会式(女子決勝戦終了後)
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