国際大会
ブラジル親善試合初戦を白星で飾る
ブラジル遠征を行っている全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは6月10日(水)、リオデジャネイロ州のサクアレマにあるバレーボール・ビーチバレーボールブラジル代表の専用施設でブラジル女子ナショナルチームと親善試合を戦い、ストレート(25-23、28-26、25-10)で勝利しました。
第1セット、木村沙織選手(東レアローズ)、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)、高田ありさ選手(東レアローズ)らの得点で序盤にリードを奪うと、終盤にブラジルの高いブロックに連続で捕まり同点に追い付かれますが、古藤千鶴選手(久光製薬スプリングス)のブロックなどで得点し、25-23でセットを先取します。第2セット、高田選手、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)らのスパイクでスタートダッシュに成功しますが、徐々に点差を詰められるとコンビネーションミスなどで21-22と逆転を許します。それでも木村選手の相手ブロックを使った巧いスパイクで25-24と再度逆転すると、ピンチサーバーで出場した石井優希選手(久光製薬スプリングス)が強いサーブでブラジルのミスを誘い、28-26で2セットを連取します。第3セットも長岡選手を中心に得点を重ねると、25-10で日本がセットを取りました。なお、日本が3セット取った後に行われた第4、5セットはブラジルが取りました。
日本は日本時間6月14日(日)7:00にブラジル女子ナショナルチームと親善試合2試合目を戦います。なお、親善試合最終戦となる6月18日(木)には、2016年リオデジャネイロオリンピックでバレーボール競技の開催会場として予定されている「マラカナンジーニョ」で試合が行われます。