中国に敗れ予選ラウンド3勝5敗 FIVBワールドグランプリ2015

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FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンド(グループ1)第3週香港大会が7月17日(金)、大会2日目を迎えました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは中国と対戦。前週さいたま大会で敗れた中国を相手に勝ち星を挙げたい火の鳥NIPPONでしたが、ストレート(13－25、20－25、17－25)で敗れ、本大会の通算成績を3勝5敗(勝点10)としました。

第1セット、迫田さおり選手(東レアローズ)、鍋谷友理枝選手、大竹里歩選手(ともにデンソーエアリービーズ)らの攻撃が機能し、8－7と一歩リードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えますが、11－12から中国が好守備を連発すると日本のスパイクがなかなか決まらず一気に11－22まで引き離され、13－25でセットを失います。第2セット、前セットから大幅にメンバーを入れ替えた日本は長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)が連続でフェイント、スパイクを決めて10－7とリードを奪いますが、スパイクミスで同点に追い付かれると中国の堅いディフェンスの前にスパイクが決まらず、17－22で終盤へ。粘りを見せた日本は島村春世選手(NECレッドロケッツ)のブロックとスパイクで19－22まで追い上げますが、20－25で第2セットを落とします。第3セット、中国の堅いディフェンスに苦しむ日本は、石井優希選手(久光製薬スプリングス)らの攻撃で得点を挙げますが、5－8とリードを許すと、一度もリードを奪えないまま17－25でセットを失いました。

この日行われた香港大会のその他の試合では、アメリカがタイにセットカウント3－1(25－21、25－18、23－25、25－16)で勝利し、予選ラウンド無敗をキープしています。

17日(金)の試合を終えて、開催国・アメリカに加えてブラジル、中国、イタリア、ロシアの決勝ラウンド(グループ1)進出が決定しました。最後の出場チームはセルビア、日本、ドイツの3チームの中から決定します。

火の鳥NIPPONは日本時間7月18日(土)18：30より、タイと予選ラウンド最終戦(香港大会3戦目)を戦います。決勝ラウンド(グループ1)進出には、この試合に勝つことが必須条件となる火の鳥NIPPON。引き続きご声援をお願いいたします！！！

○FIVBワールドグランプリ2015 予選ラウンド(グループ1) 順位表(7月17日終了時点)

1位：ブラジル(8勝0敗、勝点24、セット率=12.000)☆

2位：中国(8勝0敗、勝点24、セット率=8.000)☆

3位：アメリカ(8勝0敗、勝点23)☆決勝ラウンド(グループ1)開催国

4位：イタリア(5勝3敗、勝点14、セット率=1.636)☆

5位：ロシア(5勝3敗、勝点14、セット率=1.142)☆

6位：セルビア(3勝5敗、勝点12)

7位：日本(3勝5敗、勝点10、セット率=0.812)

8位：ドイツ(3勝5敗、勝点10、セット率=0.750)