タイに勝利し決勝ラウンド進出決定! FIVBワールドグランプリ2015
FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンド(グループ1)第3週香港大会が7月18日(土)、大会3日目を迎えました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはタイと対戦。決勝ラウンド進出のためには負けることのできない試合で、ストレート(25-19、25-21、25-15)で勝利し、本大会の通算成績を4勝5敗(勝点13)としました。その結果、日本は同ラウンドで6位となりましたが、同ラウンド3位のアメリカは開催国枠として決勝ラウンドへ出場するため、アメリカを除く同ラウンド上位5チームに入り、7月22日から26日にオマハ(アメリカ)で行われる決勝ラウンド進出を決めました!
3試合ぶりにキャプテン・木村沙織選手(東レアローズ)が先発に復帰した第1セット。出だしは日本にミスが多く出て、2-6とリードを奪われます。中盤、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)がフェイントに強打と硬軟つけた攻撃で3連続得点し逆転に成功し、25-19で第1セットを先取します。第2セット、木村選手のサービスエースで始まると、その後は一進一退の攻防が続き14-14となります。木村選手が2連続でスパイクを相手コートに沈め、16-14とリードし後半と迎えると最後は島村春世選手(NECレッドロケッツ)の速攻で25-21と第2セットを連取します。第3セット、序盤、4-6とリードを許しますが、長岡選手の連続ブロックポイントやスパイクなどで12-6と逆転に成功します。集中力を欠いたように見えるタイに対し、日本は気を緩めることなく着実に攻撃陣が得点を重ね、25-15と第3セットを奪いました。
この日行われた香港大会のその他の試合では、全勝同士の中国とアメリカが対戦。接戦なったこの試合は、中国がアメリカにフルセット(22-25、25-13、25-22、19-25、15-12)で勝利しました。
18日(土)の試合を終えて、昨日(17日[金])までに決定していた決勝ラウンド進出チーム(開催国・アメリカ、ブラジル、中国、イタリア、ロシア)に加え日本が決勝ラウンド進出を勝ち取りました。
火の鳥NIPPONは日本時間7月22日(水)25:05より、アメリカと決勝ラウンド第1戦を戦います。引き続き火の鳥NIPPONへご声援をお願いいたします!!!
○FIVBワールドグランプリ2015 予選ラウンド(グループ1) 順位表(7月18日終了時点)
1位:ブラジル(9勝0敗、勝点27)☆
2位:中国(9勝0敗、勝点26)☆
3位:アメリカ(8勝1敗、勝点24)☆決勝ラウンド(グループ1)開催国
4位:イタリア(5勝4敗、勝点14、セット率=1.285)☆
5位:ロシア(5勝4敗、勝点14、セット率=0.941)☆
6位:日本(4勝5敗、勝点13、セット率=1.000)☆
7位:ドイツ(4勝5敗、勝点13、セット率=0.882)
8位:セルビア(3勝6敗、勝点12)
9位:タイ(3勝6敗、勝点8)
10位:ベルギー(2勝7敗、勝点6)
11位:トルコ(2勝7敗、勝点5)
12位:ドミニカ共和国(0勝9敗、勝点0)
☆…決勝ラウンド(グループ1)進出
決勝ラウンド(グループ1)は開催国・アメリカと予選ラウンド(グループ1)の上位5チームが出場。
写真提供:FIVB