国際大会
【現地レポート】決勝ラウンド開幕直前! FIVBワールドグランプリ2015
FIVBワールドグランプリ2015決勝ラウンドはいよいよ22日(水)[日本時間23日]にアメリカのネブラスカ州オマハで開幕します。開幕を控えた現地時間21日(火)、参加6チームの監督による記者会見が行われ、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONの眞鍋政義監督は「(6チーム中)最後にオマハへの切符をもらった。若い選手も多いので、一戦一戦ベストを尽くしていきたい。最低でも表彰台に上りたい」と力強く話しました。
第3週の香港大会を終えた後、他会場の結果により6位での決勝ラウンド進出が決まった日本。ぎりぎりまでもつれたため、チームは3つのグループに分かれ、香港から決戦の舞台となるオマハに移動しました。それでも選手たちは疲れた様子を見せず、開幕前日の21日(火)も、試合の行われるセンチュリーリンク・センターで約1時間30分、練習を行いました。
さらにキャプテンの木村沙織選手(東レアローズ)は、サーブレシーブの確認をするため全体練習開始前に30分の早出練習を志願。「感覚を確かめたかったので」というどん欲なキャプテンに、眞鍋監督は「チームにも緊張感が出る。ギアチェンジしてきた」と妥協なく取り組む姿勢をたたえました。
22日(水)の初戦はFIVB世界ランキング1位で、昨年の世界選手権を制した開催国・アメリカ。地元の声援でアウェーな雰囲気での戦いが予想されますが、香港大会で競り負けた悔しさを晴らすチャンスです。火の鳥NIPPONに、ご声援をお願いします!